最後に運動(スポーツ含む)別にMETsをまとめていきます。
3METs以上の運動例に記載していきます。それではご覧ください。
3.0METsボウリング、バレーボール、社交ダンス(ワルツ、サンバ、タンゴ)、ピラティス、太極拳
3.5METs自転車エルゴメーター(30~50 ワット)、自体重を使った軽い筋力トレーニング(軽・中 等度)、体操(家で、軽・中等度)、ゴルフ(手ひきカートを使って)、カヌー
4.0METs卓球、パワーヨガ、ラジオ体操第 1
4.5METsテニス(ダブルス)、水中歩行(中等度)、ラジオ体操第 2
5.0METsかなり速歩(平地、早く=107m/分)、野球、ソフトボール、サーフィン、 バレエ(モダン・ジャズ)
5.5METs水泳(ゆっくりとした平泳ぎ)、スキー、アクアビクス、バドミントン
6.0METsゆっくりとしたジョギング、ウェイトトレーニング(高強度、パワーリフティング、ボデ ィビル)、バスケットボール、水泳(のんびり泳ぐ)
6.5METs山を登る(0~4.1Kgの荷物持って)
7.0METsジョギング、サッカー、スキー、スケート、ハンドボール7.5METsエアロビクス、テニス(シングルス)、山を登る(約 4.5~9.0Kg の荷物を持って)
8.0METsサイクリング(約20 m/時)
8.5METsランニング(134m/分)、水泳(クロール、ふつうの速さ)
9.0METsランニング(139m/分)10METs水泳(クロール、速い、69m/分)
10MET以上武道・武術(柔道、柔術、空手、キックボクシング、テコンドー)ランニング(188m/分)
いかがでしたでしょうか。
これだけ細かくそれぞれの運動の強度が数値で表すことができます。
これを先程記載した計算式に入れれば、簡単にカロリーを割り出すことができます。
ご自身の1日の消費カロリーを一度正確に算出してみるのも、面白くていいですね。
運動・スポーツ不足は、肥満や糖尿病などの生活習慣病の発症リスクや死亡リスクを増大する可能性があります。
また、筋力や持久力など体力の低下を招き、関節の痛みや、外出などの活動機会を減少させ、生活の質の低下につながりやすくなります。
心身ともに健康でいきいきとした毎日を過ごしていただためにも、改めて今日から自分のペースでできる身近な運動やスポーツを、まずは気軽に始めてみませんか。