最後に表情筋を鍛える方法をお話いたします。
顔のたるみやほうれい線が気になる人は、表情筋を鍛えることでキュッと引き締まった印象を目指せます。
顔の筋トレですがウエイトトレーニングのように器具が必要ということもなく、日常生活でどこでも場所に囚われずできますので、早速とりかかっていきましょう。
1、あいうえおトレーニング
こちらは表情筋を全体的にバランス良く鍛える基本的なトレーニングです。
a「あ」口を全体に大きく「あ」の形に開けます。このとき目も大きく見開きます。
b「い」口を横に大きく「い」の形に開けます。口角を横に引っ張るように力を入れます。
c「う」口をすぼめて「う」の形で唇を突き出します。両頬にも力をいれて引き締めます。
d「え」口を横に大きく「え」の形に開けます。眉と口角も上げるように力を入れます。
e「お」口を縦に大きく「お」の形に開けます。同時に鼻の下を伸ばしましょう。
それぞれの単語を発する口の形で3秒キープして戻す、これを1日5セットから始めて、慣れてきたら10セットまで段階的に増やしていきましょう。
2、舌回しトレーニング
口を閉じたまま舌先を動かすトレーニングです。
マスクをした状態ですと人目を気にせずにできるので、通勤途中や休憩時間などに手軽に取り組めます。
やり方は簡単です。口を閉じまま舌先を上唇と歯の間に入れて、ほうれい線を内側からなぞるように、時計回りでゆっくり動かします。
10周回ったら今度は反時計回りに10周回しましょう。
3、最後は日頃のお食事で「よく噛む」を実施しましょう。
食べ物を噛む時に使う咬筋は、動かすことで口周りにある表情筋を一緒に鍛えることに繋がります。
また、ダイエット中によく噛むことで、少ない量でも満腹感が生まれます。
一石二鳥ですし、こちらも今すぐできますよね。
早食いの人におすすめな方法は、食べ物を口に入れるたびにお箸をおいて、20回以上咀嚼しますと、時間をかけて食事をすることができます。
いかがでしたでしょうか。
これ以外にもたくさん表情筋を鍛える方法はあります。
日頃から自分の表情筋がしっかり動いているか、たくさん笑ったりたくさん驚いたり、リアクションを少し大げさげもいいので、意識してやってみるのもいいでしょう!