先程と少し内容が被りますが、生理中は出血を伴うため、貧血傾向になりがちだといわれています。
ですので生理中の激しい運動は、上記の通り、万全ではない体にストレスがかかりやすく、貧血やホルモンバランスの乱れなどから体調を崩しやすいため控えるべきですが、軽い運動であればむしろ積極的に行った方が、よい影響をもたらすといわれています。
軽い運動であれば、全身の血流を良くして、体を中から温めるため、生理痛を軽減させる効果が期待できます。
それでけでなく、運動における心身のリフレッシュが生理中の気分の落ち込みを抑えて、精神的にも良い影響を与えます。
最後に生理中のおすすめ筋トレメニュー3選をお送りします。
1、スクワット
足を肩幅に開き、土踏まずに重心を置きます。
両手はクロスして両肩におき、床と平行になる高さまで持ち上げます。
顔は正面に向け胸を張って、椅子に座るようにお尻をつき出し、息を吸いながらゆっくりと腰を落としていきましょう。
膝の角度が90度になったところで、今度は息を吐きながらゆっくりと立ち上がります。
自重で負荷が物足りない場合は、無理のない範囲で荷重をかけられる、バーベルスクワットや、ダンベルスクワットを取り入れましょう。
2、ヒップリフト
床に仰向けで寝て、足を90度に曲げます。
手は体側の位置に置き手のひらは床に向けます。
息を吐きながら、お腹と膝が一直線になるまでお尻を上げてください。
ポイントはトップでお尻の穴を締めるイメージで、キュッとお尻に力を入れましょう。
次に、息を吸いながら、上げたお尻をゆっくりと下ろし、床につかないギリギリのところまで下げたらまた上げます。
3,ゴムバンドでピップアップ
ゴムバンドを膝上に付けて、四つん這いの体制を取ります。
片膝でバンドを抑えて、反対の脚を90°の角度を保ったまま、息を吐きながら天井に向かって蹴り上げます。
ポイントはカカトを馬が後ろ脚を蹴り上げるように勢いよく突き上げます。
トップで1秒ほどキープして、今度は息を吸いながら元の位置に戻していきます。
今回は、生理中に筋トレをするメリットや注意点、おすすめの筋トレメニューについて紹介しました。
生理痛を緩和させたり、気分をリフレッシュさせるためには、筋トレが効果的です。
体調を考慮しながら、無理をせずにトレーニングを続けてみましょう。