ダイエットを志す方はたくさんいらっしゃるかと思いますが、実は日頃の習慣やライフスタイルによって太り方に違いがあることがあり、それによって違ったアプローチのダイエット法があります。
今回は4つに分けた太り方のタイプからどのようにダイエットを進めたらいいかお伝えできればと思います。
それではさっそくいってみましょう!
①糖質過剰タイプ
こちらは現代人には多いタイプですが、特徴として、お腹がポッコリしていて、炭水化物がとても好きで量が多いこと、甘いものも好きでよく食べてしまい、数時間後にはまたお腹が減ってしまうと感じるタイプです。
こういった方は、ダイエッ/のアプローチとして、
糖質を制限する、ベジファースト(野菜から食べる)、肉・魚・卵・大豆製品をよく食べる、甘い味付けのものを避ける、塩分が高いものを避ける。
といった方法で食事管理することが重要です。体内で糖質過多による中性脂肪の増大が予想されるので、バランスよくたんぱく質中心に摂取するようにしましょう。
②脂質過剰タイプ
こちらは字のとおりで、揚げ物が大好きなタイプです。そのほか、脂身の多い肉を好んで食べたり、お菓子類(スナック、菓子パン、甘いもの)を食べたり、ナッツを一度に大量に食べてしまう傾向にあります。脚やお尻に脂肪がつきやすいのも特徴です。
こういった方は、脂質は1g/9kcalとカロリーが高いので、1日の摂取カロリーを適正にする必要があります。そして脂質の中でも体に良くない油を控えなくてはいけません。
具体的にはコンビニのホットスナックのような揚げ物だったり、マーガリンなどです。そして、動物性脂質も控えましょう。豚バラ肉やカルビといった脂っぽい肉をなるべく避けて選ぶ必要があります。その代わり、たんぱく質は大豆製品や魚から摂取するのがおすすめです。
③代謝不良タイプ
こちらはあまり活動的でないタイプで、具体的には運動習慣が日頃からなかったり、たんぱく質が1日2食以上食べない日があったりします。食が細く1日1食の日があっても平気だったり、水分も意識しないと全然飲まないことがあるタイプになります。
こういった方は、まずしっかり食べることを意識し、たんぱく質を特に意識して食べるようにします。たんぱく質はより代謝のスイッチが入るためです。食事も先にたんぱく質から食べるくらいでちょうどいいです。
そして水分をこまめに摂取することを意識します。1日2リットル以上が望ましいです。軽い運動もするようにして汗をかきましょう。代謝を促す必要があります。食事も全体で基礎代謝プラス300kcalくらい最低限食べていきましょう。
④ビタミン・ミネラル不足タイプ
こちらはお酒が好きで週に4日以上飲む方に多いタイプです。意外と満腹まで食べてないのに痩せないと感じることもあります。そのほか、むくみを感じたり、疲れやすい、生理不順があるといった特徴もあります。
こういった方は、お酒でビタミンやミネラルが使われ、上手に本来の栄養の機能を果たせていない可能性があります。お酒を控えることがまず重要です。
そして、たんぱく質も牛肉、豚肉、鶏肉、魚、卵、大豆製品といったようにさまざまな種類から摂取するといいでしょう。それぞれで摂取できるビタミン・ミネラルが違うのでまんべんなく補充するためです。
間食でもナッツやチーズなど食べるようにしてさらに栄養バランスをアップさせるのも大事です。海藻類もミネラルが多いので積極的に食べるといいですね。腸内環境が整うように、納豆、味噌など発酵食品も大事になります。日頃時間がない方はサプリを利用したりするのもおすすめです。
タイプ別ダイエットアプローチについて4つのタイプをご紹介いたしました。ご自身でも食事環境を見直すきっかけになると幸いです。
いつでも健康的な食事習慣、睡眠時間、適度な運動が大切です。太る前からこれらを意識して過ごしていきましょう。
それではここまでお読みいただきありがとうございました。次回の記事もお楽しみに。