今回はトレーニングする方ならおなじみのサプリメントについて、目的別にいくつかご紹介していきたいと思います。
ではさっそくいってみましょう!
サプリメントとは!?
まずサプリメントとはそもそもどういったものでしょうか。最近ではコンビニやドラッグストアでも簡単に手に入るようになりましたが、サプリメントは「栄養補助食品」のことを指し、食事から摂取しきれない栄養を補給するための食品になります。
例えばですが筋トレするかたはもちろんそうでない方も、プロテインを飲む機会は多くなりました。これもサプリメントの一種で、たんぱく質を補うための食品になります。本来肉などの食材からたんぱく質は摂取できますが、お腹がいっぱいな時や、脂肪など余計に摂りすぎないようにするため、プロテインを上手に取り入れてたんぱく質を補給したりします。
また仕事の都合でなかなか栄養のバランスのいい食事が摂れない時など栄養を補うためにサプリメントを利用したりする場面も多くなりました。
それではどのようなシーンに合わせてサプリメントを選んでいけばよいか代表的なものを以下にご紹介していきます。
主に筋量アップのためのサプリメント
プロテインパウダー(ホエイ)
プロテインパウダーはたんぱく質でありアスリートの筋肉づくりやダイエット、健康管理にまでたくさんの場面で利用されます。適量を牛乳や水で溶かして飲みます。食事でのたんぱく質摂取が基本なので、間食やトレーニング前後に飲むのがいいでしょう。ホエイは吸収が早いのが特徴なのでトレーニング後の栄養補給に最適です。
プロテインパウダー(カゼイン)
このカゼインプロテインはホエイと違い消化吸収が遅いのが特徴です。そのため空腹感が満たされやすくダイエットにも向いています。寝る前に飲むと寝ている間の栄養補給にも役立ちます。
デキストリン
エネルギー源として好適な炭水化物を含んだサプリメントです。トレーニング前のエネルギー補給として利用したり、トレーニング後にたんぱく質と一緒に摂取すると、筋肥大や体重増加にも効果的です。
BCAA
こちらが、アミノ酸(バリン、ロイシン、イソロイシン)のことでたんぱく質の一部をさらに吸収しやすくしたサプリメントです。吸収が早くより筋肉へのパフォーマンスアップに効果的なので、トレーニング前やトレーニング中に飲みながら補給するのがおすすめです。筋肉の損傷をカバーしたりトレーニングの集中力アップも期待できます。
ウエイトコントロールのためのサプリメント
カルニチン
もともと体内にあって骨格筋に90%以上が含まれています。脂肪からエネルギーを生み出す際に必須の働きをしています。体内でも作られますが20代をピークに減少していくので食事や間食時、トレーニングの前などに適量摂取するのがいいでしょう。
疲労回復のためのサプリメント
グルタミン
グルタミンは疲労回復が期待できるサプリメントで、トレーニング後に飲むのがおすすめです。筋肉の分解の抑制やコンディショニングに効果的です。
ビタミン&ミネラル
3大栄養素(炭水化物、脂質、たんぱく質)の体内での代謝に欠かせないのがビタミン、ミネラルです。ビタミンB群はエネルギー代謝をスムーズにします。食事からの摂取が基本ですが、食事と一緒に摂ることでコンディショニングアップに効果的です。
パフォーマンスアップのためのサプリメント
クレアチン
エネルギー源となるクレアチンはトレーニング前後の摂取がおすすめです。すぐにエネルギー切れにならないために飲みます。あと一回ベンチプレスを挙げたい時など効果を発揮します。よりレップ数を上げたい時などに役立ち、筋力アップが期待できます。
まとめ
これまで代表的なサプリメントについて簡単ですがご紹介しました。ここで重要なのはサプリメントはあくまで「補助」するための食品だということです。
サプリメントを飲んでいるから健康的であるというのは大きな間違いでまずは食事からバランスよく栄養を摂取し、睡眠、休養もしっかりとることが基本です。そのうえで自分に必要な分だけ適量を上手にライフスタイルに取り入れていきましょう。
それではここまでお読みいただきありがとうございました。次回の記事もお楽しみに。