こんにちは!トレーナー黒津です。
春も近づき、気候がよく外へ出かけたくなる季節になりました。日頃よりストレス解消や運動不足解消にはウォーキングがいいというのは耳にすることと思いますが、そんなとき自然いっぱいのなかを歩く森林浴を行うのはいかがでしょうか。きっと心と体に良さそうというのはお分かりかと思いますが、ほかにもメリットや効果がたくさんあるので、今回は森林浴の効果についてご紹介していきたいと思います。
ではさっそくいってみましょう!
様々なメリット
では森林浴のメリットについて、ご紹介していきます!
【とにかくリラックスできる!】
まず森林や自然のなかに触れ合うことで、脳の前頭葉の働きが落ち着いてきて交感神経の働きが鎮まります。目から入る木々の緑色がとても目にやさしく、さらに森林の中を歩くことでストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を減少させる効果が期待でき、そして副交感神経の働きを活発にし、リラックスした気持ちへ促すことができます。
【脳を刺激しリフレッシュ】
忙しく毎日過ごしていると、偏った思考に陥りがちです。また通勤路と仕事場の往復になりがちな場合、頭も同じような刺激に慣れてきてしまい、思考の切り替えが難しく悩んだり気持ちが疲れてくることがあります。そこで自然の中に飛び込んでウォーキングしたり、いつもと違う環境に時々身を置くことで、五感に刺激を与え、頭をリフレッシュし新しい発想やアイデアが思いついたりなどの効果が期待できるのです。
【においから得られるリラックス】
森林の中に入ると、自然の独特なにおいを感じると思います。これはフィトンチッドと呼ばれる木々が発散する化学物質からきています。この物質は微生物活動を弱める働きがあり、落ち葉などから出る嫌なにおいを脱臭するような効果があるのです。森林のなかでおいしく空気を吸えるのはこの化学物質が植物から出ているからなのです。脱臭効果に加え、精神を落ち着かせ、気持ちを安心させる効果も期待できるのでリラックスにつながります。
【マイナスイオンの効果】
マイナスイオンというのは空気中にある負の電荷を帯びた分子のことです。滝の近くなどの水があるところや森林の中で多く存在しています。プラスインは排気ガスなどで汚れた空気のなかに多く、集中力低下やイライラの原因になったり、老化やアトピーの原因になったりすると言われています。一方マイナスイオンの環境で過ごすと、副交感神経に作用してリラックス効果はもちろん、細胞を活性化させアンチエイジングにつながることが期待できます。体のなかのプラスとマイナスをバランスよく保つことが重要です。
私の思う都内での森林浴スポットご紹介
・奥多摩町全般
都内なのかと思うほど自然いっぱいでBBQや川遊びなどもできるスポットがたくさんあります。個人的には奥多摩湖周辺は車でドライブを兼ねて行くと壮大な景色にとてもリラックスすることができると思います。
・秋川渓谷
都心から電車で1時間前後で行くことができるあきる野市の自然スポットです。特徴は鮎釣りができるキャンプ場がたくさんあり、川遊びはもちろん、紅葉を楽しんだりアウトドア満載の森林浴スポットです。
・明治神宮
原宿駅からすぐに位置する明治神宮。初詣参拝者は日本一位で23区に住む方ならすぐに行けるのも魅力です。都心なのに森林浴もできて、パワースポットとも言われているので仕事の合間にいくのもいいかもしれません。
紹介しきれませんが、都内で検索しても、新宿御苑、昭和記念公園、高尾山・・・など身近にたくさん森林浴スポットはありますね。環境はたくさんありますので、ぜひ散歩やリフレッシュの場のプランに森林浴を加えてはいかがでしょうか。
それではここまでお読みいただきありがとうございました。次回の記事もお楽しみに。