こんにちは!トレーナー黒津です。
暑い日々が続くこの頃ですが、水分補給がとても大事な季節ですね。体にとって水が大事なことはお分かりだと思いますが、体と水の関係とはいったいどのようなものか考えたことがあるでしょうか。
水分を摂ることでどういったはたらきをしているのか、そのあたりを今回はお伝えしていければと思います。
では、さっそくいってみましょう!
体の中の水の割合って!?
さっそくですが、体のなかの水分の割合をご存じでしょうか。割合は60%が水分と言われています。
水分量の特徴として年齢を重ねるごとに減少していきます。また、体の部位では筋肉には70%ほど水分を含んでいるのに対し、体脂肪には少なく30%以下となります。
そのため、男性と女性では筋肉量の多い男性のほうが水分量が多いのです。そして肥満の人より痩せ気味の人のほうが脂肪が少ない分、水分量の割合は瘦せ型のほうが多いということになります。
主な水分のはたらき
まず大きいはたらきとしては血液が9割は水分で構成されていて、酸素や栄養や体の老配物を流す役目を担っています。
日頃トレーナー活動をしているときに、お客様には水分補給をこまめにしていただくことをお話ししています。筋肉も水分を多く含んでおり筋肉の成長や修復にも水分が必要です。そして栄養を吸収するためにも水分が必要なので欠かせないですね。
水分が不足すると血液がドロドロになる可能性があり、最悪の場合脳梗塞などの病気になりかねないので本当に水分が大事なのがわかります。
そして循環した血液は老配物も運ぶので、きちんと体の水分量を保って老廃物が尿として排出されるようにしておく必要があります。
水分を摂ることは汗を出すことにもつながりそれは体温調節の機能も担っています。これは汗として水分が体から蒸発するときに体の熱を奪って体温を下げるからです。
水分が不足すると、汗が出ずに熱がこもり体調を崩す原因になるので注意が必要です。
水にも種類がある
最近はウォーターサーバーを置く方も増えてきて水へのこだわりがある方も多いのではないでしょうか。
水を選ぶにも種類があるのはご存じでしょうか。代表的な4つをご紹介したいと思います。自分がいつもどれを飲んでいるか確認してみてください。
①ナチュラルミネラルウォーター
こちらは、地下で滞留、移動する過程でミネラルが溶解した水のことです。天然水とも呼びますが、天然水は何十年もかけて土壌によってろ過されたお水を、最低限の濾過、沈殿、加熱殺菌処理だけを行って、自然そのものの状態を保ったお水のことを言います。
②ミネラルウォーター
これはミネラル分を含んでいるお水のことで、 あとからミネラル分を人工的に入れてもミネラルウォーターと言うことができます。原水に指定はないため、極端なことを言えば水道水にミネラル分を加えればミネラルウォーターと言ってもいいことになります。
③ナチュラルウォーター
これはある特定の水源から採水された地下水に濾過処理、沈殿処理、過熱処理といういずれかの処理を施している水のことを指します。
④ボトルドウォーター
最後にボトルドウォーターですが、水の処理方法が限定されていないため水道法の基準に合わせて飲める状態にしたものです。水道水と同等な品質の水をボトルに詰め替えたというようなものになります。
その他として、アルカリイオン水というのもあります。水を電気分解するしたときに、マイナス極に触れている水が水素となり、その電極周辺の水が水素イオンを含むアルカリ性に変化した水のことを言います。
他には海洋深層水というのはご存じでしょうか。こちらは水深200mより深い層の海水です。化学物質などによる汚染の心配もなく、光合成ができずに細菌のエサとなるプランクトンが発生しないため細菌の数も少なく、豊富なミネラルや栄養素がバランスよく含まれているため、美容や健康に役立つと言われています。
最近では水素水といって、水素を多く含んだお水も人気です。
老化や病気の原因である活性酸素を抑制する働きがあることから、健康、美容に役立つと期待されています。
まとめ
このようにお水が体にとって大事なことがわかりますが、何を飲むかも種類が豊富なことがわかります。
自分が何が好きでいつも何を飲んでいるか確かめてみるのもいいかもしれませんね。こまめに飲んで夏を乗り切り、健康を維持していきましょう。
それではここまでお読みいただきありがとうございました。次回の記事もお楽しみに。