これまでの人生で当たり前のように白米を食べてきた私ですが、トレーナーを務めるようになり、炭水化物にもいろんな種類があり、お米も精米した白米から玄米までいろんな食べ方があることを再度勉強しました。
今回は、玄米は白米と比べてどのように栄養価が違うのか、また自炊時の主食を玄米にしてみた感想についてお伝えしていきたいと思います。
それではさっそくいってみましょう!
玄米の栄養価について
まずはじめに玄米で特徴的なのが、食物繊維量が白米に比べて約5倍含まれています。ごはんは糖質が多く肥満につながるといった情報もありますが、玄米に含まれる食物繊維が糖質の吸収を穏やかにするため、血糖値の上がりやすさの数値であるGI値が低いことでも知られています。
白米は食物繊維をはがされた状態で食べるため、他のおかずから食べた栄養や食物繊維を白米の消化吸収時に使い、本来使いたい効果を得られにくい状況になります。
玄米の茶色いところをセットで食べることはおかずをセットで食べることのように体にとって有益なのです。
そして、玄米はビタミンB群を豊富に含んでいます。ビタミンB群は代謝を促す栄養素で、たんぱく質の分解・合成を助け、皮膚や粘膜の健康維持に働きます。
他にも、ミネラルも豊富に含んでおり、一日2杯玄米を食べると1日のミネラル摂取目安のうち大きな割合を玄米から摂取することができます。
鉄や亜鉛など、サプリメントをとる方もいらっしゃると思いますが、玄米はサプリ付き主食とも言えます。
お気づきかと思いますが、玄米はもうおかず付きのごはんなのです。
うれしいメリット
まず玄米には抗酸化の効果が期待できます。体内の炎症を防ぎ、生活習慣病を防いだり老化を遅らせると言われています。そして心疾患のリスクもさげることができるとも言われています。
そして先ほども触れましたが、玄米は血糖値のコントロールができるので、お腹の減りやすさも穏やかにしてダイエットには強い味方になります。
食物繊維が豊富なのでお腹も膨れるため、間食でお菓子をつまんだりすることも防げるためダイエットに向いた食材になります。
そしてこの食物繊維が便通をよくし、便秘解消も期待できます。
白米を玄米に変えることはコスト的にも変わらないので、玄米に変えることはメリットがいっぱいです。
玄米生活にしてみた感想
まず一番気になる味と食感ですが、思ったよりボソボソしていなく、もっちり食べることができています。
最近の炊飯器の機能レベルが上がっているせいか、前の日の夜から水につけてタイマーで炊いていますが、朝の炊き立てはもっちりしていて、とてもおいしいです。
確かに、ボソっとした食感も少しありますが、パッと見でチャーハンか炊き込みご飯的な雰囲気で食べることができます。(私だけかも)
そして偶然か効果なのかわかりませんが、頭皮にあった痒みが何となく慢性的に続いていたのが、ほとんどなくなりました。
もしかすると皮膚のターンオーバーを上手に促したのかもしれません。
それと伝わりづらいかもしれませんが、以前までは食後に、どよーん・・としつこい眠気のようなものを感じていましたが、今は結構頭がクリアでスッキリしているような気がします。
自分で自己暗示をかけているかもしれませんが、食生活の影響だと今のところ考えています。(たぶん!)
結論としては玄米はおススメです。玄米の持つ栄養価が体にいいことばかりなので、まずは一週間、続けばずっと食べてみてはいかがでしょうか。
食べるだけでなく、睡眠、運動がおろそかだとせっかくの効果も得られにくいので、トータルでの健康管理を頑張っていきましょう!
それではここまでお読みいただきありがとうございました。次回の記事もお楽しみに。