こんにちは！トレーナー黒津です。
私はケトジェニックダイエットを経験しておりますが（詳しくは第9回記事）その時に初めて飲み始めた「バターコーヒー」がとても美味しく、ダイエットの終わった今でも時々飲んでいます。その味も確かですが栄養についてもとても体にいいので、ぜひ知らない方にも試していただきたく、ご紹介することにいたしました。コーヒーのお好きな方も簡単にできるのでぜひ参考にしてください。
それではさっそくいってみましょう！
バターコーヒーってどんなもの？
バターコーヒーとは、ブラックコーヒーに「グラスフェッドバター」と「MCTオイル」と呼ばれる良質な脂質を混ぜ合わせてできたコーヒーです。
グラスフェッドバターとは普通のバターと違い、牧草だけを食べて育った牛から作られるバターで、スーパーにも売っていてやや高いのが特徴です。通常のバターと比べると栄養価が非常に高く、体に重要なオメガ3脂肪酸が通常のバターの約5倍も含まれています。
MCTオイルは、ココナッツオイルなどの植物から作られる天然由来の植物油で、中鎖脂肪酸という成分で100％構成されています。中鎖脂肪酸は体内へ吸収されるスピードがとても速いという特徴があります。また、体内へ吸収された後、ケトン体と呼ばれる糖質からなるブドウ糖のかわりになるエネルギーを生成し、脳の集中力の持続にも効果があると言われています。
バターコーヒーの効果とは
①ダイエット効果
ダイエット目的で飲む場合は適切な糖質制限をした食事をしながら飲むことにより効果があります。糖質制限を行っているときにバターコーヒーを飲むと、ケトーシス状態になることを促進し、脂肪を燃料とするケトン体が増加し、中性脂肪を減らしてくれます。飲むだけでなく運動や休養などトータルでアプローチする必要がありますが、バターコーヒーの効果は大きいと言えます。
②アンチエイジング
バターコーヒーの材料であるコーヒーに含まれるポリフェノールは、肌のメラニンの取り込みを抑制すると言われています。これによりシミや老化を予防でき、アンチエイジングとしての効果が期待できます。
③脳への効果
バターコーヒーの効果としてよく言われるのが頭のはたらきがよくなる点とパフォーマンスがアップするということです。一緒に混ぜているMCTオイルは認知症やアルツハイマー病の改善効果がみられたという報告もあり、予防にも効果が期待できると考えられています。
④ケトジェニックとバターコーヒーの相乗効果
私の第８回.９回の記事も参考にしていただければと思いますが、糖質制限中にバターコーヒーを飲むことにより血糖値の上下が起こりにくくなるので脳が安定した状態をキープでき、集中力が持続します。また、インスリンの分泌が抑えられるので空腹にもなりにくくなるという効果もあります。
バターコーヒーの作り方
まず材料ですが、ホットコーヒーが350ml、グラスフェッドバターが大さじ1
、MCTオイルが小さじ1〜大さじ1程度必要です。
あとはホットコーヒーにグラスフェッドバターとMCTオイルを混ぜるだけです。泡だて器なども混ぜるのに便利ですが、持っていない方はスプーンで混ぜても問題ないです。とても手軽で飲みやすいですね。
バターコーヒーは太らないか
一緒にまぜるMCTオイルですが、すばやく吸収されてエネルギー源となり、ケトン体の生成を促進するため、身体に脂肪として蓄積されづらいとされています。
グラスフェッドバターは飽和脂肪酸ですが、過剰摂取はコレステロール値を上昇させ、心臓病リスクの上昇につながる可能性もないとも言えません。持病をお持ちの方など、コレステロールの問題を抱えている方はバターコーヒーを摂る前にかかりつけの医師に相談しましょう。
さいごに
個人的に飲み物としてもバターが入ることによりコクがあり味わい深いという印象もありとても美味しいです。私自身もダイエットの成果が得られたのはバターコーヒーのおかげも全部ではないですがあったと思います。もしこれから試される方もぜひ参考にしてください。
それではここまでお読みいただきありがとうございました。次回の記事もお楽しみに。
