ブランクが空いた状態でトレーニングを再開する時の注意ポイントをお話します。
トレーニングにブランクがある場合、昔やっていたからと、いきなり以前と同じ強度でトレーニングを再開してしまっては肉離れや関節痛など、怪我のリスクがあります。
ですので、まずは、十分な動的ストレッチをして、体を温めつつ、効率的に全身に刺激の入る多関節種目を取り入れていきましょう。
具体的には、BIC3と言われるスクワット、ベンチプレス、デッドリフトなどの大筋群を使う種目です。
ボリュームについてですが、こちらもブランクから復帰する場合、最初から大きな負荷をかけることは推奨しません。
著しく筋肉が落ちていることに加え、神経系の適応も低くなっているからです。
張り切ってバチバチにトレーニングするのは控えましょう。
軽めの重量で、正しいフォームとどの部位を使っているかの意識をしっかりするだけでも、筋肉痛になるでしょう。
なぜなら、軽いベンチプレスでも筋肉にとっては「ストレス」になるからです。
つまり、ブランク後は、筋肉が「ウエイトトレーニング」に対して慣れていない状態のため、そこまで追い込まなくても十分に刺激を与えられるということになります。
最後に、頻度についてですが、まずは週2回を目標にトレーニングしましょう。
なぜなら全身をやる場合、上半身・下半身と2日に分けて実施するか、1回で全身を鍛える日を2回設ける必要があるからです。
慣れてきたら週3回でもいいですが、しっかりトレーニングで対象筋に負荷を乗せられる人の場合、恐らく最初は筋肉痛がひどすぎて週2回しかできないと思います。
そして1番大事なことは継続することです。
1ヶ月間はリハビリ期間と捉えて、重量やボディメイクなどは考えずに、とにかく楽しく実施することを心掛けましょう。
「好きこそものの上手なれ」ですね!