さて、早速本題から入ります。
以前の記事でもいい油、悪い油についてまとめていますが、結論から言うと、
“摂取する油で大きく健康を左右する” です。
脂質はありとあらゆる食材に含まれ決して避けられない栄養素となっています。だからこそ要注意というわけです。コンビニのおにぎりにも油は使われていて実はあまり身体によろしくない油です。逆に和菓子なんかにはほぼ油は使われていません。摂取する油をちょっと変えるだけでも身体は滅茶苦茶変わります。
じゃ、どんな油を使えばいいのさ。以下に再度まとめておきますので確認ください!
上記図を見ていかがでしょうか、いい油、悪い油の見当は付きましたでしょうか。
いい油;オリーブ油、魚油、えごま油、アマニ油、MCT油、ココナッツ油
害しかない油;植物油、ごま油、大豆油、トランス脂肪酸がとにかくNG
上手い話にはウラがある、それと同じで旨い物にもウラがあるのはご理解ください!笑
ここで再度復習がてらに脂肪酸の話をします。
図にもあるようにn-3系不飽和脂肪酸には悪玉コレステロールを下げる作用だけでなく、善玉コレステロールを上げる作用もあります。悪玉コレステロールは、細胞の膜やホルモンの材料になるため体にとって必要不可欠なものです。
しかし、多くなりすぎると血管の壁にコレステロールを付着させるため動脈硬化の原因になりますのでご注意ください!
一方、善玉コレステロールは、血管の壁に付着したコレステロールを回収する役割があり少なすぎると動脈硬化の原因になります。そのため、n-3系不飽和脂肪酸を摂取することで、動脈硬化の予防につながり脳卒中や脳梗塞、心筋梗塞の発症リスクを下げてくれる効果が期待できます。
トランス脂肪酸は、摂りすぎると悪玉コレステロールが増加し、善玉コレステロールが減少するため、日常的に摂りすぎている場合動脈硬化や心筋梗塞の危険性が高まるという報告があります!
トランス脂肪酸は不飽和脂肪酸の分類ではありますが、働きとしては飽和脂肪酸と似た働きを持っているのが特徴です。要注意!
炭水化物、脂質、タンパク質は三大栄養素と言われています。
炭水化物とタンパク質は1g4kcalなのに比べ脂質は1g9kcalで一番大きなエネルギー源になります。摂りすぎてしまうと、脂肪として蓄えられ生活習慣病を起こす引き金になります。
知らない間に油を摂りすぎているということはありませんか?
AtHomeが増えた今だからこそ身体にいい油を使っていきましょう!