パーソナルトレーナーとして、毎年ボディコンテストに出場することは、とても大切なことだと思っております。
FITNESS STAR JAPAN（フィットネススタージャパン）東京大会 ウィメンズフィットネスモデルオープンクラス優勝、ウィメンズフィットネスモデルシニアクラス優勝、オープンクラスウィメンズMVPを獲得した清水優美恵がボディコンテストに出場する理由や、どのような準備をしたかなど、振り返りをしたいと思います。
■パーソナルトレーナーとしてボディコンテストに出場する理由
パーソナルトレーナーとして、毎年ボディコンテストに出場する一番の理由は、お客様の気持ちを身をもって体験して理解できる機会だと思うからです。
お客様は期間を設定してトレーニングと食事管理をして頑張られています。
パーソナルトレーナーの私も、お客様同様に期間とゴールを設定し、お客様よりも更にストイックに努力することで、お客様に寄り添うことができると思うのです。
パーソナルトレーナーは好きでトレーニングをやっていると思われがちですが、少なくとも私はそうではないです。
仕事しながら無理矢理時間を作って、毎日休まずにやるのは、流石に辛いものがあります。
辛いトレーニングをすることで、トレーニングが苦手なお客様と同じ目線になることが出来ます。
計画通りに体重が落ちない（増えない）焦りや苛立ち、食事制限の辛さ、仕事との両立の大変さ、それを身をもって体験し続けることは、お客様に寄り添うためには必要なことだと思うのです。
■ボディコンテストに出場するための準備
まず何から始めるかと言えば、どの大会のどのカテゴリーに出場するかを決めることです。
各大会にコンセプトがあって、各カテゴリーには評価される筋量の違いがあります。
自分が共感できるコンセプトで、自分の身体がどのくらいの筋量を目指せるのかで決めていきます。
昨年ベストボディジャパンに出場しましたが、審査基準と自分の身体が合っていないと感じました。
そこで、今回私はFITNESS STAR JAPANを選びました。
筋量や自分が目指したい明るいイメージに合ったカテゴリーが、フィットネスモデルでした。
私の場合は、次の年の目標も立てた上で、その通過地点としてもフィットネスモデルが良いと考えました。
■ボディコンテストに向けてどんな食事をしたか
減量期間で焦りたくないこともあり、バルクアップ期間もしっかり脂質を控えた食事をしました。
通勤や仕事での消費カロリーが高めだったこともあり、バルクアップ期間に目標の体重には到達しなかったです。
それもあり、減量期間は大会の2か月前からのみにしました。
減量期間の最初の1か月は脂質制限で、通常よりも更にクリーンな食事を心がけました。
おやつに食べていた和菓子も控えめにし、GI値が低いものをなるべく選ぶようにしました。
残り1か月ちょっとはケトジェニックダイエットに切り替えました。
トレーニングの強度を保つため、糖質をある程度摂る予定でしたが、直前に落ちないことがストレスにならないよう、糖質はしっかり抑えることにしました。
■ボディコンテストに向けてどんなトレーニングをしたか
筋肥大を狙うため、6～8回が限界となる負荷で実施しました。
数週間は12～15回が限界となる負荷で実施する期間を作ったり、トレーニングメニューを変えたり、筋肉が同じ刺激に慣れないよう調整しました。
トレーニング部位については、昨年は1週間の内、背中が2日、胸1日、尻1日、肩1日、腹1日でしたが、背中2日、胸2日、尻・脚2日、肩1日にして、弱いところを強化しました。
今回はライフスタイルが昨年と変わった関係で、減量期間は有酸素運動無しで筋トレのみで調整しました。
■ボディコンテストに向けてその他の準備
フィットネススターのフィットネスモデルはレギンスとスポブラとスニーカーが必要です。
自分の体型がより良く見えるものを研究し決めました。
今回は日焼けサロンを利用して、日焼けも行いました。
週1回、12回程度行ったと思います。
当日のカラーリングはなくても良い仕上がりになりました。
あと重要なのはポージングです。
認定講師に教えてもらう必要があります。
予約を取るのが大変だったりするので、だいぶ前から日にちを確保した方が安心だなと感じました。
前日セミナーも開催されたので、それも出ることをお勧めします。
私は前日セミナーのおかげで、当日落ち着いてのぞめました。
■『パーソナルトレーナーとしてボディコンテストに出場しての振り返り』まとめ
長い道のりですので、簡単に言い尽くせないですが、ボディコンテストの振り返りをいたしました。
一番大変だったのは、仕事との両立です。
2020年に脱サラをし、ジムのオーナーになりましたので、そちらへのエネルギーも注ぎながら、自分のボディメイクをしないといけない日々。
そして、コロナ禍でトレーニングの環境も自分のジムのみに制限したりと、限られた時間、限られた環境でのボディメイクでした。
それでも、諦めずにできたのは、やはりお客様の頑張っているお姿に励まされたからです。
ありがとうございました。
また新たな目標に向かって頑張ります。
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記事の担当者：清水優美恵
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