7時間寝ても頭がぼんやりする朝の改善方法

7時間寝たのに朝の頭がぼんやりする原因は「脳の立ち上がりの遅れ」。研究に基づく光刺激の効果と、誰でも続けられる朝のルーティンを紹介します。

7時間寝ても頭がぼんやりする朝の理由と改善法

朝起きても頭がぼんやりする理由は「睡眠時間」だけではない

十分に寝たはずなのに、朝の動き出しが重い。

そんな小さな違和感は、忙しい日ほどパフォーマンスを左右します。

実はこのぼんやり感、睡眠不足ではなく「脳の立ち上がり」に原因があることが分かっています。

 

朝のぼんやりは「自律神経の立ち上がりの遅れ」から起きる

睡眠中は副交感神経が優位になり、脳は“省エネモード”。

起床後は交感神経がゆっくりと切り替わり、身体は起きているのに脳が追いつかない時間帯が生じます。

 

2021年のランダム化比較試験(Journal of Clinical Sleep Medicine)では、

朝の自然光を5分浴びることで覚醒度が有意に改善し、前頭前野の活動が向上 したことが示されました。

短時間でも光刺激が「脳のスイッチ」を入れる効果があるとされています。

 

朝の“脳のスイッチ”を入れる習慣

起きてすぐに複雑な行動は必要ありません。

まずは以下のような、身体と脳を穏やかにオンにする動作から始めるのがおすすめです。

1. ベッドの上で軽い伸びをする

筋肉の温度を上げ、交感神経の切り替えをスムーズにします。

2. カーテンを開けて光を浴びる

自然光は体内時計へ直接作用し、覚醒を助けます。

この2つのステップだけでも「朝のもや」を大きく減らせます。

 

習慣形成の視点

人は “起きた直後は行動のハードルが最も高い” 時間帯。

だからこそ、シンプルで続けやすい朝のルーティンが効果を発揮します。

習慣形成や行動科学においても、「最初の1分の行動」が1日のパフォーマンスを左右すると言われています。

パーソナルトレーナー駒沢,パーソナルジム駒沢,ジム駒沢,パーソナルトレーナー資格,パーソナルトレーナースクール,小野厚太朗

記事の担当者:小野厚太朗

パーソナルトレーナー駒沢,パーソナルジム駒沢,ジム駒沢,パーソナルトレーナー資格,パーソナルトレーナースクール,小野厚太朗
駒沢大学パーソナルジムのキャンペーン

その他【小野】記事