寝る前に食べると太る?“時間”で変わる体の仕組み

寝る直前の食事は本当に太る?カロリーが同じでも「食べる時間」で代謝の使われ方が変わる理由を、行動科学と1つの研究データから分かりやすく解説。駒沢・駒沢大学駅のパーソナルジムが、習慣から整えるアプローチをご紹介。

寝る前に食べると太る?時間と代謝の関係を行動科学で解説|駒沢・駒沢大学駅パーソナルジム

寝る直前に食べると本当に太るの?時間で変わる“体の仕組み”

「寝る前に食べると太るって聞くけど、本当? 1日の摂取カロリーが同じなら変わらないんじゃない?」そう思う瞬間ってありますよね。

実は、カロリーが同じでも『食べるタイミング』で体の使い方が変わることが分かっています。これは「習慣」や「行動科学」とも深く関わり、私たちの自律神経・血糖・体温リズムが関係します。

 

なぜ“寝る直前”は太りやすいのか

就寝前1〜2時間は、体が「夜モード」に切り替わり始めています。

副交感神経が優位になり、体温も下がり始め、消化スピードが昼より落ちていきます。

そんな状態で糖質や脂質が多い食事を入れると…

  • 消化に時間がかかり、眠りの質が低下
  • 血糖値の乱高下が起きて、翌朝の空腹感が強くなる
  • 脂肪としてため込みやすい状態で吸収される

 

科学的根拠

スペインのランダム化比較試験(2013)では、同じカロリー・同じ食事内容でも「早い時間に食べた群」は「遅い時間に食べた群」より約22%体重減少が多かったことが報告されています。(Garaulet et al., 2013)

つまり、「夜遅く」が常習になると、同じ摂取量でも太りやすいパターンが作られてしまう、ということです。

 

“直前”って何時間前?

専門家のあいだではだいたい

寝る2〜3時間前までに食事を終える

これが、睡眠・代謝・腸・自律神経のバランスが一番整いやすいラインです。

もし帰宅が遅い日でも

・固形より軽めのもの

・脂質を抑える

・量を半分にする

などで、負担を下げられます。

 

習慣化こそ大事

大切なのは「毎日ピタッと守ること」ではなく、“夜に詰め込む習慣”を徐々に辞める流れを作ること。

駒沢・駒沢大学駅周辺で働く方は帰宅時間が遅くなりやすく、ここが体型づくりの大きなボトルネックになりがちです。

あなたの生活リズムに合わせて、無理なく続くパターンを一緒に作ります。

 

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記事の担当者:小野厚太朗

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