ダイエットを続けられる人が、実は「意志」より先にやっていること
「ダイエットって、結局どれだけ我慢できるかでしょ?」
ずっとそう思われがちですが、現場で見ていると少し違和感があります。むしろ 頑張ろうとしていない人の方が、自然に続いている。その違いはどこにあるのか。
鍵になるのが「ジャーナリング(記録)」です。
私はパーソナルジム現場で、行動科学・生理学の視点から「続かない原因」を分解して考えています。
研究で分かっている「記録」と減量の関係
このテーマでよく引用されるのが、ピッツバーグ大学 を中心に行われた研究です。
研究の概要
- 対象:220人(成人・男女混合・肥満傾向)
- 国・研究機関:アメリカ/ピッツバーグ大学
- 比較:
- 食事や体重を「記録した人」
- ほとんど記録しなかった人
- 期間:6か月
- 研究年:2011年
結果
- 記録を「ほぼ毎日」行った人は
記録頻度が低い人の約2倍の体重減少 - 特に重要だったのは
内容の正確さより「頻度」
つまり
👉 完璧な記録より「ちょっとした記録を続けること」
が、減量の成否を大きく左右していました。
なぜ「たったこれだけ」で続くのか(生理学的な解釈)
記録の本質は「反省」ではありません。
・食べた事実を外在化する
・脳内のモヤっとした感覚を見える化する
これにより
- 衝動的に食べる前に「一瞬の間」が生まれる
- 扁桃体(感情)より前に、前頭前野(判断)が働きやすくなる
つまり
意志力を使わずに、ブレーキがかかる状態が作られます。
向いている人
- 「何を食べたか覚えていない」ことが多い
- 頑張るほど疲れてやめてしまう
- 数字管理(カロリー計算)が苦手
向きにくいケース
- すでに食事管理が習慣化している
- 記録が「義務」になると強いストレスを感じる人
→ この場合は頻度をさらに減らす調整が必要です。
パーソナル指導の現場での使い方
駒沢・駒沢大学駅エリアでのパーソナルトレーニングでは、
次のような最小労力型をおすすめしています。
- 食べ物の写真を撮るだけ
- 夜に一行だけ「今日の食事どうだったか」
- 体重 or 気分を○△×で記録
「正しく書く」必要は一切ありません。
しかし、ジャーナリングは魔法でも根性論でもありません。
ただ
脳の仕組みをうまく使い、意志力に頼らず、行動を整える
そのための「仕掛け」です。
合う人には、
「こんなに楽でよかったんだ」と感じる変化が起きます。
▶︎ 無理なく続く方法を知りたい方は
駒沢大学駅近くのパーソナルジムとして、体験時に具体的にお伝えしています。
https://trainers-gym.com/contact/

記事の担当者:小野厚太朗


