消費カロリーに大きく関わってくるのが「代謝」です。消費カロリーを把握する上で、かかせない3つの代謝をご紹介します!
①基礎代謝
基礎代謝とは、生命活動を維持するために生体で自動的に行われている活動(心拍や呼吸、体温の維持など)における必要最低限のエネルギーです。つまり、何もせずボケーっとしていても消費される必要最低限のエネルギーとなります!
②活動代謝
活動代謝は生活しているうえで消費するカロリーです。家事や通勤などで消費されます。
③食事誘発性熱産生(DIT)
あまり聴き慣れない方も多いかと思います。こちらは食事をした後、安静にしていても代謝量が増大し、体内に吸収された栄養素が分解されるのですが、その一部が体熱となって消費されることをいいます!
また栄養素によって消費エネルギーの割合は以下のように異なります。
• 炭水化物:6%
• 脂質:4%
• タンパク質:30%
この数値を見たとき私は思いました…。「タンパク質優秀だな…」と。
通常の食事はこれらの混合なので約10%が体熱となって消費されるのですが、タンパク質を多く摂ることで余分なカロリーを蓄えなくて済むのです!消費カロリーとは上記でご紹介した3つの代謝を足したものとなります。
つまり、〈消費カロリー=基礎代謝+活動代謝+食事誘発性熱産生〉
食事誘発性熱産生での消費カロリーを求めるのは難しいので、基礎代謝と活動代謝が消費カロリーの目安となります!その中でタンパク質の多い食事を心がけていきましょう!