①血流を良くする
一般的に一番多いむくみの原因が同じ姿勢をとり続け、血流が悪くなりでるむくみです。
人が地上で生活していると、どうしても重力には逆らうことができず、より低い所に水分(血液)はたまりやすくなります。長時間の座りっぱなしや立ちっぱなし、そして寝ている間でさえも動かないとむくみの原因になります。
例えば座ったり立っている場合は足、寝ている場合は逆に普段水分が引いている顔などに一時的に水分が増えてしまうため、むくみを起こします。
基本的な解決策は弾性ストッキングや靴下をはいたり、小まめにむくみやすい部分を動かしたり、高く上げたりといった方法になります。
また、特にむくみやすい下肢の筋量アップもむくみ防止に効果的です。
②塩分を控える
お酒のおつまみやちょっとしたファーストフードなどの、塩分が多い食事を日常的に取っていませんか?塩分が体内に多くなると喉が渇いてしまい水分をより摂取するため、水分過多になってしまいます。すると、細胞間の水分は増えむくんでしまいます。また、塩分が腎臓で尿からの水分の再吸収を促す(水分を外に出しにくくする)ため、水分過多となりむくみの原因になります。
薄味を心がけ、味付けには出汁をうまく活用する事で塩分摂取量をコントロールして参りましょう!
③カリウムを摂る
カリウムは体内の水分調整に関わっています。カリウムは腎臓でナトリウムが再吸収されるのを抑制し、尿中への排せつを促進します。食品では、ほうれん草や小松菜、アボカド、バナナなどにカリウムが豊富に含まれているので、積極的に食べましょう。
ただし、腎臓が悪い方はカリウムを摂り過ぎると不整脈を起こすことがあるので注意が必要です。料理には、レモンや酢などの酸味、ハーブや香辛料、出汁を使うようにすると、塩分を控えられます。日々の生活のちょっとした工夫が、むくみの解消につながりますよ。
④ストレス・疲労を溜め過ぎない
ストレスや疲労が原因のむくみに関しては、直接的な因果関係ははっきりしていない部分もありますが、ストレス時に出るホルモン(コルチゾール)の影響により、細胞間に水分がたまりやすくなる可能性が指摘されています。
また、ストレスが原因で血液の流れが悪くなることもあるため、水分の流れが悪くなることにも該当します。
アロマや半身浴、好きな音楽を聴いたりしてストレス・疲労を溜め込み過ぎないよう心がけましょう!