夏が近くなってくると体型を気にする方が多いと思います。実はとても身近なもので痩せ体質になることが出来るんです。それは階段です。階段で何故痩せ体質になるのかをパーソナルトレーニングジム『TRAINER’S GYM(トレーナーズジム)』駒沢大学店パーソナルトレーナーの國弘がご紹介致します。
階段を使って痩せ体質に!
階段は、有酸素運動で平坦な道を歩くよりも
3倍のカロリーを消費(10段=約1キロカロリー)することができ、脚、お尻の引き締め効果。
冷え性やむくみ改善にも効果があると言われています。
階段の上り下りに使われる筋肉は
脚の筋肉(大腿四頭筋、下腿三頭筋、ハムストリングス)
お尻の筋肉(大殿筋)
インナーマッスル(大腰筋)です。
脚、お尻の筋肉を使うことにより効果的に脂肪燃焼を行い、インナーマッスルを使うことにで体幹が鍛えられ体の安定性を高めることができます。
階段は身近で便利なトレーニング器具なのです。
『上る時』
上る時には下半身の筋肉をよく使うので、基礎代謝を上げる事ができます。
使う筋肉は脚を曲げた時に太もも(大腿四頭筋)、
伸ばした時にもも裏(ハムストリング)
ふくらはぎ(下腿三頭筋)です。
更に上がる姿勢を意識する事により、インナーマッスルを鍛えバランス能力向上にも効果があります。
体の筋肉量の約70%は下半身の筋肉と言われており、
この筋肉量が増える事によって基礎代謝が上がり、痩せ体質になれるのです。
鍛えたら脚が太くなるのではと思うかもしれませんが、大丈夫です。
強度が高くないので、太くなる心配をせずに安心して行う事ができます。
『下りる時』
階段を下りた時に、かかと、すね、太もも、背骨に刺激を与えられ、骨密度が高まっていきます。
骨密度が高まると、日常生活の些細なことで骨折をしなくなります。
また、上がる時と同じように下半身の筋肉を使う事により痩せ体質になることができます。
(但し上がる時よりもカロリー消費は1/2)
階段を上り、下りする時に意識をして綺麗なフォームにすることで、ヒップアップ効果や脂肪燃焼効果につながります。
『綺麗な姿勢(上り)』
・目線は上げる
・爪先から着地する
・着地した膝を伸ばす
『綺麗な姿勢(下り)』
・目線を上げる
・後ろ重心(後ろ足)
・足の甲を見せるようにして降りる(前足)
胸を張り着地を意識することで階段で注目を浴びる綺麗なフォームを手に入れることができます。
正しいフォームで階段を上り下りすると、運動習慣があまりない人には、次の日に筋肉痛が来るかもしれません。
これでは物足りない方は一段上のステップに進んでみましょう!
『階段の一段飛ばし』 階段を一段ずつ上がるのに慣れてきたら、一段飛ばしで上ってみましょう。
一段飛ばしにすると、一段ずつ上がるよりも脚を高く上げるため大きく筋肉が動き、より効果を感じることが出来ます。
さらに、体幹を意識し、姿勢良く脚を高く上げることでインナーマッスルも、より鍛えることができます。
階段という身近なもので、ダイエットに成功し易い『痩せ体質』を手に入れる事が出来ます。
毎日の通勤や通学の途中にエスカレーターやエレベーターではなく階段を使ってみてはいかがでしょうか?
ダイエットの第一歩として、是非おすすめします。これからも身近なもので出来るトレーニングをご紹介していきます。
こちらの記事は、パーソナルトレーニングジム『TRAINER’S GYM(トレーナーズジム)』駒沢大学店パーソナルトレーナーの國弘がご紹介致しました。
記事の担当者:國弘泰正