「体重計の不思議」正しい体重の測り方(駒沢パーソナルトレーナー解説)

夏に向けダイエットを決心します。夏の予定表も埋まってきて、水着もこんなデザインがいいなとお気に入りに何個か保存をしている。

あとは運動を始め、食事に気をつけ、毎日の体重管理をしていくだけ！

日々の体重測定でどんなことに気をつけて測定をしていますか？

同じ日に測っても朝と夜で体脂肪率が大きく変わってしまった経験はないでしょうか？

今回はそんな体重計の仕組みと正しい体重の測り方を駒沢大学パーソナルジム「Trainer’s Gym トレーナーズジム」のスタッフ吉村が解説いたします。

測定の仕組み

体内の水分量について

正しい測定方法

注意点

まとめ

体組成計は電極から微弱な電流をからだに流し、その電気抵抗値から「脂肪」や「筋肉」などの体組成を推定しています。

「脂肪は電器が通りにくく、筋肉は電器を通しやすい」という特性を利用して、

測定値と体重、年齢、性別といった情報を組み合わせて体組成を算出していきます。

このため、通常より水分が増減した状態で計測してしまうと、電気抵抗値が変わってしまい、うまく体組成が測れず変動してしまうようですね！

人間の体は、約60～65％が水分でできており、この量は、汗をかいたり水を飲んだりすることで増減します。

入浴後やスポーツ後は、食後や飲酒後など、条件が全て異なるため正確な数値を測定することはできなくなってしまいます。

1. 毎日、同じ時間に測る

時間がないから「今日は朝、明日は夜」と、測る時間がまちまちでは測定値が正しく比較できなくなってしまいます。

朝なら朝、夜なら夜と決めて、同じ時間に測ることにより体組成の変化を把握しやすくして行きましょう。

2. 服装を揃えましょう

朝シャワーを浴びる前に裸で計測、または薄手の服を着ての計測。

大事なことは毎日できるだけ同じような重さの服装で測るようすることです。

3. トイレは済ませておきましょう

少しでも条件を整えておくという意味ではトイレを済ませておくことも重要なポイントです！

体内の水分量を合わせることでより正確な数値を測定することができます。

トイレに行く習慣を体につけていくことでお通じの改善になったという声も聞いたことがあります。

４.　体組成計をおく場所には注意が必要です

体組成計は、マットや絨毯の上などやわらかい物の上に置いた状態では正しく測定できません。

フローリングなど、硬くて平らな場所できちんと測りましょう。

・入浴後すぐの計測はよくありません

体内の水分量が上がり正しく計測できなくなることと、体組成計の測定値は体温の変化でも測定値に影響を与えるそうです。

・体調の悪い時は測定を控えましょう

「ひどい二日酔い」

「ひどい下痢・嘔吐などの症状がある場合」

「たくさん汗をかいた直後」など

上記の条件でも体内の水分量が変化してしまうため計測は控えましょう。

せっかく決心しダイエットを始めたにもかかわらず、

肝心の体重計について間違った測定方法や間違った測り方をしていた場合、せっかく努力した結果が確認できなくなってしまいます。

ご自身のダイエットや筋力トレーニングをより効率的に健康的に行うためにも、まずは正しく体重を測って参りましょう！

体重は、ダイエットのモチベーションをコントロールするのにとても大切なものです！

正しく計測しダイエットを成功させてくださいね！！いかがだったでしょうか？

是非この記事を読んでご自身のダイエットに役立てていただけると幸いです！

体力アップのお食事法や正しいトレーニングの方法など不安な点やお悩みなどありましたら下記リンクからお問い合わせください。

こちらの記事は、パーソナルトレーニングジム『TRAINER’S GYM(トレーナーズジム)』駒沢店にてパーソナルトレーナーをしております、

吉村がご紹介致しました。次回の記事もよろしくお願い致します。

記事の担当者：吉村祥子