タンパク質こちらの重要性はご覧の皆さんだとご存知かと思います!
しかし、ここでよりタンパク質が必要な年代については皆さん意外と存じてないかと思い、今回まとめてみようとお思います!!
年齢による変化はあるのか?
理想的なタンパク質摂取量は性別や年齢、運動量によって変わってくる。
一般的に40歳を超えるとどんな人でも身体が若い頃より筋肉がつきにくくなるカタボリック状態に入りやすいのだとか。
この現象をサルコペニアといい、長年運動と無縁の生活を過ごしてきた高齢者に見られる現象である。
これらを改善するためにはウエイトトレーニングのような負荷をかける運動によって改善されることがわかっている。
サルコペニアを引き起こさないためにも40歳以上の方は個人差はあれど多くのタンパク質を取り入れていく必要があるようだ。
また、巷で言われているタンパク質をとりすぎると腎臓を悪くすることに関してだが、
タンパク質の代謝に大量の水が関与するからだそうなので、水分を制限している人や腎機能に問題がある方のみ当てはまることなので、大きな心配はいらないようだ。
アナボリック状態を優位に!
前述してあるとおり、年齢を重ねると共にサルコペニアが進み筋肉の付きやすいアナボリック状態から筋肉の付きにくいカタボリック状態の割合が増えていってしまう。
ここでカタボリック状態を打破するための手段の一つが高タンパク食にしていくことなのだ。
高タンパク質食にすることで筋発達に理想的な体内環境を作ることができ、特にアナボリック状態が鈍る中高年者こそそうするべきなのである。
いってもそんなにいらないでしょ?と考えている方もいるかもしれないので、補足するとタンパク質は筋肉組織だけでなく、
免疫細胞、血液、髪の毛や爪も形成しているので、とっておいて損になることはないのである。
これは結果健康面から見ても非常に重要なのである。
中高年に必要な摂取量
最近行われた実験では以下のようなことがわかった。
60歳以上の人を対象に1食あたりのタンパク質量を35gと70gで分けた際に70gの方がインスリンやタンパク同化率が向上したのだった。
これからわかるように中高年は70gあたりをとってもとりすぎということはないのだ。
そう考えると皆さんはどれくらいとれてましたか?
かなり少ないと思います。
自分が必要な量を改めて見直してみるのはいいかもしれません!!
記事の担当者:佐藤翔