皆さん最近メンタル整ってますか?
特に筋肉をつけたいというあなたにはぜひメンタルをコントロールすることでより
成長速度が上がっていくこともあるので今回はそちらについてまとめていこうと思います!!
特に今回は筋トレをすることでより生活が豊かになるものですのでぜひ最後までご覧ください!
ノルアドレナリンとは
効果を解説する前に、まずはノルアドレナリンの概要を把握しておきましょう。
ノルアドレナリンとは、脳内の情報伝達に欠かせない「三大神経伝達物質」のひとつです。残りの2つは、ドーパミンとセロトニン。精神医学者の中根允文氏によると、三大神経伝達物質が欠乏すれば、脳が正常に働けなくなるそうです。
脳生理学者の有田秀穂氏は、三大神経伝達物質を「心の三原色」と表現しています。「色の三原色」や「光の三原色」のように、ノルアドレナリン・ドーパミン・セロトニンの割合が、私たちの心の「色合い」を決めているのです。
・ノルアドレナリン:ネガティブの【青】
緊張感や危機感をつかさどる
・ドーパミン:ポジティブの【赤】
快感や意欲をつかさどる
・セロトニン:安定の【緑】
安らぎや充足感をつかさどる
今回はその中でも青のノルアドレナリンについて供述していきます!
ノルアドレナリンと似た言葉に「アドレナリン」がありますよね。両者には、神経伝達物質かホルモンかという違いがあります。
・神経伝達物質:神経から神経へと情報を伝える物質
・ホルモン:血液に運ばれて全身に作用する物質
主に、ノルアドレナリンは神経伝達物質として、アドレナリンはホルモンとして働きます。ノルアドレナリンがホルモンとして、アドレナリンが神経伝達物質として働くこともありますが、その割合は軽微です。
これらはざっくり下記のような感じです!
【ノルアドレナリン】
・心拍数を上げる作用が弱め
・血圧を上げる作用が強め
・胃腸の運動を抑える作用が弱め
【アドレナリン】
・心拍数を上げる作用が強め
・血圧を上げる作用が弱め
では効果について見ていきましょう!
ノルアドレナリンの効果
ノルアドレナリンの役割をひとことで言えば、危機と闘ったりストレスから逃げたりするために、心身を「戦闘モード」にすること。
ノルアドレナリンは、「闘争と逃走(fight or flight)」をつかさどる物質とされています。
道を歩いていたら、目の前にバイクが飛び出してきたのを想像してみてください。
ビックリして目がさえ、心臓はバクバク高鳴り、身体はすばやく飛びのくでしょう。
このような危機反応は、ノルアドレナリンなどの分泌によって起こるもの。
危機的状況でとっさに行動できるよう、身体が最適化されます。
極度に緊張しているときに食事が喉を通らなくなるのも、戦闘・逃走に必要ない消化器の働きが抑えられるためです。
ノルアドレナリンのこのような作用は、仕事や勉強においてどのような効果を発揮するのでしょうか?
・脳を活性化する
ノルアドレナリンは、脳を覚醒させ、パフォーマンスを高めてくれます。
精神科医の樺沢紫苑氏によると、ノルアドレナリン神経系は脳内の「青斑核(せいはんかく)」という部分から、大脳辺縁系や大脳皮質、視床下部など広い範囲につながっているそう。
ノルアドレナリン神経系が活性化すれば、脳が広範囲に刺激され、脳機能の全般的な向上が期待されるのです。
結果的に運動パフォーマンスを向上させてくれるということにもなります!
・記憶力を向上させる
ノルアドレナリンの作用により、記憶力が向上しうることもわかっています。
フランス国立科学研究センターの研究者らによる1988年に発表された実験だと、青斑核を刺激したマウスは、普通のマウスに比べ、5週間前の出来事をよりよく記憶できていたそう。
ノルアドレナリンは記憶力および注意力に影響すると解釈されました。
ノルアドレナリンが分泌されると、脳は「危機的状況下における教訓」をしっかり学習しようとするので、記憶力が研ぎ澄まされるのです。
・情報処理のスピードを上げる
前出の樺沢氏によれば、ノルアドレナリンが分泌されると脳の前頭前野が活性化し、ワーキングメモリのパフォーマンスが高まるそう。
たとえば、「18+26」を暗算しようとすると、「18」「26」という数字を一時的に覚える必要がありますよね。このような「情報処理に必要な情報」を短時間だけ記憶するのに使われるのが、ワーキングメモリです。
ワーキングメモリが活発になれば、一度にたくさんの情報処理が可能になります。
思考スピードが上がったり、会話や文章をすばやく理解できたりと、仕事・勉強においてさまざまなメリットが得られるでしょう。
・ほどよい緊張感をもたらす
適度な緊張感があるほうが仕事・勉強がはかどる……ということは、みなさんも実感しているでしょう。
ノルアドレナリンは、私たちに緊張感・危機感をもたらし、行動に駆り立ててくれます。
締切間近にすさまじい集中力を発揮して仕事を片づけられたり、追い詰められたとき「火事場の馬鹿力」が出たりするのも、ノルアドレナリンによるものです。
反対に、ノルアドレナリンが不足していれば、緊張感なくダラダラ過ごしてしまい、仕事や勉強がいっこうに進まない……ということにもなりかねません。
以上のように、ノルアドレナリンには、仕事・勉強におけるパフォーマンスを高めてくれる効果が期待できるのです。
ノルアドレナリンのデメリット
ノルアドレナリンは、仕事や勉強にポジティブな効果をもたらしてくれることもある一方、もちろんデメリットも。
ノルアドレナリンのもたらす「緊張感」は、よくも悪くも作用します。
奮起し、パワーが出るなら「いい緊張」ですが、強すぎるストレスで心が潰れてしまうようなら「悪い緊張」です。
ノルアドレナリンの分泌が増えすぎると、緊張で “あがった” ような状態になって脳の働きが阻害され、ひどい場合にはパニック障害につながる恐れもあるのだとか。
実際、パニック障害の治療では、ノルアドレナリンの分泌を抑える手法がとられるそうです。
気負いすぎても良くないってことですね!!程よい緊張感ということでしょう。
ノルアドレナリンの効果を発揮するには
【締切を設ける】
「時間制限がある場所」で作業するのがおすすめ。閉店・閉館の時間が決まっているカフェや図書館などです。
クローズの時間になれば立ち去らないといけないため、時間制限を強く意識できます。
緊張感を得られるよう、締切は短いスパンで設けましょう。
残り時間が長すぎると、締切に追われている感覚がありません。
たとえば、半年後の試験に向けて勉強する場合、やるべきことを細分化し、小さな締切を複数設けましょう。
「問題集を1日5ページずつ進める」「1時間に10問ずつ解く」などと目標&締切を設定すれば、時間制限を意識でき、緊張感が生まれます。
【運動する】
運動によって脳に刺激を与えることでも、ノルアドレナリンを分泌できます。
特に有効的だと言われているのは、たっぷり睡眠をとり、朝一番で10~20分ほど散歩すると、刺激が筋肉から脳へ伝わり、ノルアドレナリン神経系が活性化するそうです。
【格闘技などを観る】
相撲やボクシングなどの格闘技を観ると、闘争本能が刺激され、ノルアドレナリンの分泌が促されるのだとか。
たしかに、格闘技を観ていると、選手に感情移入して、自分が闘っているかのように熱くなってしまいますよね。
格闘技にあまり興味がない人は、野球やサッカーなどのスポーツや、アクション映画を観ることでも、同様の効果が得られるでしょう。
まとめ
まとめるとある程度制限ある空間と緊張感を出すことでだらだらやっていくより断然効果が出るということです!!
そう考えるとパーソナルトレーニングってかなり効果ありますよね!
一回あたりのトレーニング時間が決まっているし、
運動をすることで闘争本能も出るのでノルアドレナリン出まくりですね!!
そうすることで脳が活性化して記憶力も向上していくって考えるとかったるいなあと思いながら勉強するより、
一回トレーニングを時間決めてバチっとやってから勉強すればかなり効率上がりそうです。
皆さんもぜひ試してみてはいかがでしょうか?
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記事の担当者:佐藤翔