分かっているようで忘れがちな食事管理の心構え(西荻窪 パーソナルジム解説)

西荻窪駅より徒歩2分のパーソナルジム『TRAINER’S GYM 西荻窪店』所属パーソナルトレーナー三瓶巧が記載します。今回の記事は、『意外と知らない食事管理の心構え①』についてご紹介いたします。

意外と知らない食事管理の心構え①

継続のためのバランス

食事管理

 実生活の中で栄養管理を続けていくには、「一貫性・正確性・柔軟性」のバランスを上手く取ることが必要になります。
正確であることを重視し過ぎると肝心なところで柔軟になれず、精神的に苦しくなったり、一貫した食生活を維持することが難しくなります。
一度に様々なことに意識を向けて管理することや、ストレスの原因をいくつも抱えた状態を意志の力で乗り切ることには限界があります。
仮に長く続けられたとしても、毎日の生活や長い人生のなかには他にもっと重要なことがあるはずです。そこに向けるべき時間やエネルギーを削られることになってしまいます。
さらに、細かく正確に管理しようとする過程で精神的に燃え尽きてしまい一貫して続けることができなくなってしまったときに大きなストレスを抱えてしまします。この時コントロールが利かなくなりドカ食いに走り、その後徹底した管理生活に戻り、またコントロールを失うという連鎖に陥ってしまいます。
身に覚えがある方は多いのではないでしょうか。
このような悪循環を避けるためには、「一貫性・正確性・柔軟性」のバランスが重要です。

自分に合ったバランスの考え方

バランスの良い食事

 身体が変わるのには時間がかかるため、目標に到達するには「一貫性」が欠かせません。
一貫性を保つには食生活をある程度正確に把握できていることも必要になりますが、基本的には「十分な一貫性を確保できるだけ正確であれば良い」と考えましょう。
 正確性を高めた方が食生活に一貫性を持たせることができて、目標達成に繋がる場面はあると思いますが、正確性を求めるあまりガチガチになってしまうとストレスになり、長い目で見ると一貫性に悪影響が出ることもあります。逆に正確性を強く求めなければ柔軟性を高めやすくなるかもしれませんが、柔軟性を優先してしまうと目標に辿り着けなくなるかもしれません。

このように「一貫性・正確性・柔軟性」は影響しあうものであり、一貫性を高めるためには正確性と柔軟性のどちらをどれだけ重視するかがポイントになります。そして、その時の自分の目標や生活スタイルに合ったバランスを考えることが必要になります。

白黒思考の弊害

白黒思考

正確性と柔軟性を上手く使い分けて「一貫性」を保つには、気持ちの持ち方が重要になります。食生活を組み立てる際には様々なアプローチがありますが、「白黒な捉え方」で栄養管理に臨むと長いスパンでみたときに上手くいかなくなることが多く、これが原因で目標に到達できなくなっている人が少なくありません。

例えば、
・鶏むね肉100g
・白米100g
・野菜炒め(キャベツ25g、ニンジン25g、玉ねぎ20g、もやし15g)

のように食事メニューを細かく決めると「何をどれだけ食べるのか」が明確になり、迷うことがなくなります。
しかし、このような食事メニューは白黒な捉え方を助長させてしまうことがよくあります。

・メニュー通りの食事をしているか?していないか?

メニュー通りであれば「良い」食事。メニュー通りでなければ「悪い」食事。
というように、自分の食生活に白黒ハッキリした評価につながりがちです。

今回の食事メニューで考えてみると、
キャベツが売り切れで買えなかったとします。こういうとき食事メニューを「必ず実行しないといけないもの」と捉えていると、その日の食事は「悪い」ものだと判断して「良い」食事を実践できなかった自分を責めるような気持ちになってしまうかもしれません。
もしくは、その日の食事は既に「悪い」ので、メニューを守る意味はなかったことにしてついでにラーメンやお菓子などに手を出してしまう方もいるかもしれません。

細かく決められた食事メニューは一度決めれば食べ物ごとにカロリーや栄養素の含有量を調べる必要もなくなり、計算をする必要もありません。実践することさえできれば楽なものです。

しかし「柔軟性」に難があります。
例えば、友人と外食に行くときや旅行に出たときにはメニュー通りの食事を摂るのは難しいです。そういう状況に柔軟に対処することが重要になりますが、細かく決めてしまうことで栄養管理の目標を実生活に落とし込めなくなったり、人付き合いに支障が出たりしてしまいます。

細かく決められた食事メニューは、短期的に便利なツールとしては使える場面はありますが、長期的にみた目標達成に使えるものではありません。
体脂肪を落とすことは多くの方が実現できていますが、落とした後にリバウンドせずに維持できる人は非常に限られているのが実情です。
本当に目を向けるべきなのは「短期的な便利ツールではなく、長期的な生活スタイル」ということです。

ただし、運動パフォーマンスを高めるために食事を改めて考え直し実際にどのような食事内容になるのかを把握したいときや、三大栄養素の摂取目標を決めて毎日の食事量を計算するときなどには、細かく決められた食事メニューはイメージしやすくなり有効かもしれません。

食事メニューをいくつか作り実際に試してみると良いです。
その上で、食事メニューのバリエーションの増やし方を考えたり、食事メニュー通りに食べられないときの対処法を考えたりすると、自分の生活に合わせた栄養管理の仕方が分かってきます。

つまり、決められた食事メニューを取り入れるのであれば、メニュー通りに実践すること自体を目的とするのではなく、食生活の柔軟性や一貫性を高めるための学習ツールとして使うようにしましょう。

最後に

いかがでしたでしょうか。
今回は、「意外と知らない食事管理の心構え」をご紹介しました。

①となっていますので、②があります!

意識的な問題ですが、かなり大きい部分だと私は思っています。
この心構えを忘れないことが、ダイエット成功に繋がると思いますので
是非、次回の記事もチェックをお願いします!

今回の記事はTRAINER’S GYM 西荻窪店パーソナルトレーナー三瓶巧が記載しました。

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記事担当者:三瓶巧

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