(ダイエット専門駒沢大学パーソナルトレーニング　ジム)フルーツは本当に身体によい！？～フルーツの真実～

フルーツと聞くと低カロリーで美容にもよいと聞いたことがある方が多いかと思いますが、実は摂取の仕方1つで太ってしまう危険性をはらんでおります。是非『フルーツは本当に身体によい！？～フルーツの真実～』をご覧いただき、ダイエット・健康にご活用頂ければ幸いです。こちらの記事は、ダイエット専門パーソナルジム『TRAINER’S GYM(トレーナーズジム)駒沢大学』にてパーソナルトレーニングをしております、松尾朋紀がご案内致します。

果物（フルーツ）は主に水分・ビタミン・ミネラル・食物繊維を含みます。野菜と異なる点はブドウ糖や果糖の糖質を多く含むことです。これを踏まえて特徴を見ていきましょう！

➀糖質

果物（フルーツ）にはブドウ糖・果糖・ショ糖という糖質が含まれています。糖質の組成は果物の種類によって異なりますが、糖質は原則「1g＝4kcal」のエネルギー源となります。果糖（フルクトース）は、糖質の最小単位である単糖類、ブドウ糖（グルコース）も単糖類です。砂糖として知られるショ糖（スクロース）は、果糖1分子とブドウ糖1分子が結合した二糖類になります。果糖やブドウ糖は単糖類ですので、これ以上消化を必要としないのが特徴です！

➁吸収

果糖の吸収は糖輸送担体(GLUT5)により拡散輸送されます。ナトリウム-糖共輸送担体(SGLT1)により能動輸送されるブドウ糖に比べると、果糖の吸収は遅いといえます。吸収された果糖は門脈を経て肝臓へ運ばれ、フルクトキナーゼという酵素の作用によってフルクトース-1-リン酸となり、ブドウ糖の解糖系に組み込まれます。フルクトキナーゼはインスリンの影響を受けないので、果糖はブドウ糖より早く利用されます。実際には果糖が単独で体内に存在するわけではないので、相互に作用しあいながら利用されます。血糖値は血中のブドウ糖の濃度なので、果糖が直接的に血糖値を上げることはありませんが、糖新生によりブドウ糖に変換されます利用されるのです。

③代謝

過剰な糖質は肝臓でトリアシルグリセロール（中性脂肪）に合成され、高中性脂肪血症となり肥満をきたすおそれがあります。つまり果物は水分・ビタミンC・カリウム・食物繊維の補給に役立ちますが、過剰に摂取すると果糖の過剰摂取により中性脂肪の増大や肥満をきたすおそれがあります。またフルーツは実際、野菜程様々な種類のビタミンやミネラルが摂取できるわけではないということも理解する必要があります。ですので、中性脂肪の増大を招かないためにも果物（フルーツ）の食べすぎには注意しましょう！

果物（フルーツ）の食べすぎには注意が必要だと前段で述べてきましたが、摂取するメリットは実は沢山あります。特に抗酸化作用の期待値が高いです！

ここでキーポイントのなるのは果物（フルーツ）の色です。フィトケミカルと呼ばれる野菜や果物の色素や辛み・香りの成分で、強い抗酸化作用を持ち体内で発生した活性酸素を取り除くといわれる。さらに、免疫力を高め、病気を予防する働きもあるとのことで、研究が進められています。

以下は、主なフィトケミカルの色による分類と効果・効能です！

活性酸素は体内の免疫機能や感染防御の健康役割を担っている一方で、過剰な産生は老化やがん、生活習慣病の発症に強い関連を持つという研究結果も出ております。活性酸素は過度なストレスや運動によって発生しやすくなりますので、運動頻度の高い方やストレスがたまりやすい環境などにいる方は特に果物（フルーツ）の摂取が効果的とされています。

他にもエネルギーをうまく生み出すために必要なビタミンB群や体内の塩分濃度をコントロールしてくれるカリウムなども豊富に含まれている点も、果物（フルーツ）の摂取するメリットと言えるでしょう。

デメリットは大きく3つ考えられます。

➀満腹中枢が満たされにくい

果物は同じ糖質の中でも白米やイモ類などと比べて圧倒的に満腹中枢が刺激されにくいというのが難点です。甘くておいしいですが、果物だけではなかなか空腹感が満たされないことから、食べすぎを誘発する恐れが高まります。低カロリーと言われる果物ですが、「塵も積もれば山となる」という言葉があるように過剰摂取はカロリー過多になりますので注意が必要です。

➁果糖の過剰摂取による中性脂肪の増加

上記したように、果物に含まれる果糖は肝臓で代謝される過程で余剰分は中性脂肪として蓄えやすいのが特徴でした。そのため他の栄養素の過剰摂取よりも果物の過剰摂取は体脂肪としての蓄積が懸念されるという点を今一度認識しましょう！

➂果物（フルーツ）ジュースは危険性をはらむ

よくスーパーやコンビニで手軽に購入できる果物（フルーツ）ジュース。実はこれらには砂糖が添加されているものも多く、頻回摂取は糖質過多を生み出しやすいです。また果物（フルーツ）を生で摂取するのとは異なり、濃縮されて液体に変換されているため、糖質量はかなり高くなる傾向にあります。抗酸化作用を期待できると安易に購入すると脂肪の増大に寄与いたしますので、成分表示などをよく見て購入する、もしくは果物を直接すりつぶしている専門店などで購入することをおすすめいたします！

ここまでいかがだったでしょうか？

果物（フルーツ）は低カロリーで健康効果を多く持ち合わせておりますが、中性脂肪を蓄えやすくする要因になることもご理解いただけたと思います。デメリットを知ったうえで、果物（フルーツ）を摂取することでより安全に効果的な摂取が可能になりますので、是非この記事がお役に立てれば幸いでございます。ちなみに果物（フルーツ）の適正摂取量に関しては厚生労働省の発表によると約200gほどの摂取が推奨されていおります。糖質の量が少ないイチゴやベリー系などが個人的には果物の中ではおすすめですのでご活用ください！

また本格的にダイエットを成功させたい！自分に合ったダイエット法や健康法を知りたい！運動習慣を作って健康を増進させたい！という方は是非、ダイエット専門パーソナルジム『TRAINER‘S　GYM（トレーナーズジム）駒沢大学』にてパーソナルトレーニングを実施しております、松尾朋紀までご相談ください。無料体験も行っていますので、お気軽にお越しくださいませ。

こちらの記事は、ダイエット専門パーソナルジム『TRAINER’S GYM(トレーナーズジム)駒沢大学』にてパーソナルトレーニングをしております、パーソナルトレーナー松尾朋紀がご紹介致しました。次回の記事もお楽しみに！

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記事の担当者：松尾ともき