GI値とは?から、その活用方法をご紹介致します。食事制限は目的によって当然変わってきますが、ここでは、GI値をしっかり理解していただき、さらにご自身の目標に合わせて、食事制限の調整に生かしていただくことができます。ダイエットやバルクアップ(筋肉を大きくしたい)、減量しながら筋肉を付けたい!など、タイプ別にご案内いたします。
パーソナルトレーニングジム『TRAINER’S GYM(トレーナーズジム)』駒沢店にてパーソナルトレーニングしております、小野厚太朗がご紹介いたします。
1.GI値とは
『GI値』(グリセミック・インデックス)食べたものが消化した時に、どのくらい血糖値を上昇させるかが分かる指標です。
●GI値が 高い ➡ 糖分の吸収がはやい
●GI値が 低い ➡ 糖分の吸収が緩やか
ということになります。
食品によって変わってきます。痩せたい人、体を大きくしたい人はどのようにGI値を活用していくかご紹介致します。
2.目的別GI値の活用について
●ダイエット目的の方
ダイエット目的の方は、『GI値の低い食品』を摂っていきましょう。
血液中の糖分が急上昇すると、インスリンというホルモンが分泌され、脂肪の合成が高まってしまいます。しかし、GI値が低い食品は、血糖値の上昇が緩やかなため、インスリンの過剰分泌を防ぎ、脂肪の合成を抑えることができます。
●バルクアップ(体を大きくしたい)
バルクアップ目的の方は『GI値の高い食品』を摂っていきましょう。
え!?太るだけじゃないの?
実は、インスリンの効果に秘密があります。本来インスリンは、糖分を体の組織へ吸収することを促します。
その順番が、『筋肉』『肝臓』『脂肪』です。
さらに、インスリンは筋肉の合成を促すホルモンですので、GI値の高い食品を摂ってインスリンの分泌を高めていきましょう。
●減量しながら筋肉肥大
『GI値の低い食品』を摂っていきましょう。
筋肉に収まる範囲の糖質を摂っていきます。筋肉が貯蔵できる糖質を摂取していくと、脂肪になる事はありません。しかし、糖質を適正な量を摂っていないと、筋肉分解してエネルギーを作ろうとしてしまいます(脂質制限の場合)。
ここは、人によって個人差がでて、調節が難しいところです。サプリメントの活用の視野に入ってくるので、トレーナーなど専門家の意見をもらうことをおすすめします。また、脂質制限や糖質制限によってもやり方が変わってきますので、注意が必要です。
3.GI値が高い・低い食品
《GI値が高い食品》
食パン、フランスパン、お餅、うどん、白米、ニンジン、かぼちゃ、ジャガイモ、サトイモ、トウモロコシ、栗、果物、ジュース、甘いお菓子
《GI値が低い食品》
玄米、そば、全粒パン、肉類、魚介類、野菜類、さつまいも、きのこ類、豆類
簡単な覚え方は・・・
GI値の高い食品➡『白い食品』
GI値の低い食品➡『茶色い食品』
4.GI値だけでは体は変わらない
GI値を利用した食事管理は、あくまでも『糖質の吸収をコントロール』した食事管理です。その人のライフスタイルや、運動時間・内容、減量や増量がどのくらいか、どのくらいの期間続くるのか、など様々な要素を考えなければ、理想の体にはなりません。
現代の情報収集の利便性を生かして、ご自身で調べ、トライ&エラーを繰り返しながらやるのもいいでしょう。しかし、専門的な知識や技術、経験をもったトレーナーを活用してみるのはいかがでしょうか。
パーソナルトレーニングジム『TRAINER’S GYM(トレーナーズジム)』駒沢店では、そんな方をいつでもお待ちしております。是非、手ぶらで無料体験にいらしてみてはいかがでしょうか。
作成者:パーソナルトレーニングジム『TRAINER’S GYM(トレーナーズジム)』駒沢店トップトレーナー:小野厚太朗
記事の担当者:小野厚太朗