サプリメントを摂取したいけどどのような効果があるのかわからないというものは多いと思います。そこで今回はグルタミンに焦点を当ててお話していきたいと思います。是非『どんな効果があるの？～グルタミン～』をご覧いただき、ダイエットにご活用頂ければ幸いです。こちらの記事は、ダイエット専門パーソナルジム『TRAINER’S GYM(トレーナーズジム)駒沢大学』にてパーソナルトレーニングをしております、松尾朋紀がご案内致します。
どんな効果があるの？～グルタミン～
サプリメントを摂取したいけどどのような効果があるのかわからないというものは多いと思います。そこで今回はグルタミンに焦点を当ててお話していきたいと思います。是非『どんな効果があるの？～グルタミン～』をご覧いただき、ダイエットにご活用頂ければ幸いです。こちらの記事は、ダイエット専門パーソナルジム『TRAINER’S GYM(トレーナーズジム)駒沢大学』にてパーソナルトレーニングをしております、松尾朋紀がご案内致します。
グルタミンは、体内で複数の機能を果たすアミノ酸の1種で、タンパク質を作る元になる物質を形成します。
タンパク質は人の臓器の機能にとって重要であるほか、物質の血中運搬や、有害ウイルスや細菌を抑制するなどの大切な機能をはたしています。グルタミンはL-グルタミンとD-グルタミンの2つの形態がありますが、ほとんど同じものです。食事やサプリメントに含まれているのはL-グルタミンでタンパク質を形成したり、その他の機能を発揮したりします。一方でD-グルタミンは生物の機能へはあまり関わりがないと考えられています。
L-グルタミンは、人の体内でも普段から生産されているアミノ酸で、体内で生成されない必須アミノ酸とはグルタミンの位置づけは異なります。L-グルタミンは人の血液や体液の中に最も多く含まれるアミノ酸の1つです。しかし、人体においてグルタミンが人の体内で生産される以上に必要となる場合があります。このためグルタミンは条件付きの必須アミノ酸と言われます。これは、怪我や病気など通常以上にグルタミンが必要となる状況で、グルタミンが食事などから補充される必要があるからです。
また、グルタミンは免疫システムや消化管の健康維持のためにも重要と考えられているため非常に重要なアミノ酸と考えられます。
効果・効能としては主に3つありますので、それぞれ紹介していきたいと思います！
❶免疫システム
グルタミンの大切な機能のうちの1つが、風邪や感染症に対する免疫システムにおける働きです。グルタミンは、白血球を含めた免疫細胞にとって不可欠なエネルギー源です。しかし血中のグルタミン量は怪我や火傷、手術を受けることなどで減少してしまいます。体内のグルタミン量が体内で作られるグルタミン量を上回ると、人の体は筋肉などのタンパク質を分解してグルタミンなどのアミノ酸を確保しようとします。
加えて体内で利用できるグルタミンの量が不足すると、免疫システムの機能が低下すると考えられています。ある研究では、手術後の患者さんにおいてグルタミンのサプリメントが、術後の感染症を減らし入院日数の短縮につながったと報告されました。さらに、重症の患者さんにおいても、グルタミンの投与が生存率を改善したり、必要な医療費の低下につながったという報告があります。
❷消化器官の維持
人の体の免疫システムのなかで、消化管は最も多くの機能を担っていると考えられています。消化管内部に存在する数兆もの腸内細菌と一緒に、消化管の細胞も免疫機能を持っていることが人の体の免疫に大きな影響を与えているのです。グルタミンは、消化管の細胞にとってもエネルギー源です。グルタミンは消化管の内壁を正常に保つ機能もあり、消化管の内容物が体内に出てきてしまうのを防ぎ、消化管内の有害な細菌や毒素が体内に吸収されるのを防いでくれています。加えて、消化管の細胞の成長と維持においても重要な役割を果たしています。グルタミンの消化管と免疫システムへの役割など、グルタミンは消化管細胞に働きかけることで全身の免疫改善に関与していると考えられています。
➌筋分解の抑制
怪我ややけど同様に筋トレ後は筋の損傷の修復にグルタミンが使われます。そのため必要量が足りない際は筋肉を分解してグルタミンを生成するため、その状況を避けていった方が良いでしょう。ですのでグルタミンを食事・サプリメントなどから適宜摂取していくことが需要になるといえます。
以上が主な効果・効能でした！
グルタミンは普段から人の体内で産生され、多くの食材の中にも含まれている栄養素なので、通常の食事などから摂取する分には、摂取量が問題になることはありません。一般的な食事では、グルタミンは1日あたり3-6g程度含まれると考えられていますが、この量は食事のタイプや量で大きく変化します。
グルタミンに関する研究では、1日5g程度の投与もあれば、多いものだと1日45gのグルタミンを、6週間に渡って投与した研究もあります。このような高用量の摂取でも特に副作用の報告はありませんでした。他の報告では、短期間であれば1日14g程度までの摂取では健康への影響はほとんど無いと報告されています。よって短期間であればサプリメントなどによって摂取量が少し多くなっても安全であると考えられています。しかし、長期間にわたる使用については健康への影響も懸念されますので注意が必要です。
グルタミンの摂取をする場合には、1日5g程度の比較的少ない量から摂取を開始するのが良いでしょう。
またトレーニングをされる方に関しては、トレーニング後に10～15g程度の摂取で筋分解の抑制にはかなり役立ちますので、是非参考にしてみてください！
ここまでいかがだったでしょうか？
グルタミンの摂取によってトレーニング後の筋分解を抑制したり、免疫機能を高く保つ可能性が高まることがご理解いただけたかと思います。サプリメントの摂取でお悩みの方はグルタミンの摂取を考えてみてはいかがでしょうか。
また今回の様な知識だけでなく、「本格的にダイエットをしたい！」「絶対にダイエットを成功させたい！」「自分に合ったダイエット法を知りたい！」という方がいらっしゃいましたら、是非ダイエット専門パーソナルジム『TRAINER‘S GYM（トレーナーズジム）駒沢大学』にてパーソナルトレーニングを実施しております、松尾朋紀までご相談ください。無料体験も行っていますので、お気軽にお越しくださいませ。
こちらの記事は、ダイエット専門パーソナルジム『TRAINER’S GYM(トレーナーズジム)駒沢大学』にてパーソナルトレーニングをしております、パーソナルトレーナー松尾朋紀がご紹介致しました。次回の記事もお楽しみに！
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記事の担当者：松尾ともき
