「タンパク質と筋肉の関係」
人のカラダはタンパク質で作られています。トレーニング時のパフォーマンスをあげるだけではなく
健康的な体作りや生活を営むためにはこのタンパク質が材料となる筋肉が重要になります。
色々な方法がある中で、筋力トレーニングなどの運動もその一つです。
筋力トレーニングを行う場合それとともに筋肉の材料となるタンパク質をしっかりと食事から補うことが重要になってきます。
人の体の約60％は水分でできていますが、15～20％はタンパク質でできています。
このタンパク質によって筋肉や臓器、肌、髪、爪、体内のホルモンや酵素、免疫物質などを作り
栄養素の運搬を行い、そしてタンパク質は微量ではありますが、エネルギーが消費される際に、アミノ酸としてその一部にもなります。
全身を作り上げているこのタンパク質は多数のアミノ酸が結合してできています。
すべてのタンパク質は20種類のアミノ酸によって構成されています。
そして、目安としてトレーニングしている場合の1日の摂取量は、2g/kg体重を上限とすることが多いです。最低でも自分の体重分はしっかりとっていきたいですね。
「馬肉の成分と栄養素」
馬肉は他のお肉に比べてカロリーも低く脂質も低くいです。ローファットダイエットにもおススメです。
100ｇあたり馬肉タンパク質20.1ｇ脂質2.5g炭水化物0.3g
豚肉タンパク質22.1ｇ脂質3.6ｇ炭水化物0.2ｇ
牛肉タンパク質20.7ｇ脂質10.7ｇ炭水化物0.6ｇ
鶏肉タンパク質18.8ｇ脂質3.9ｇ炭水化物0.0ｇ
馬肉の主な栄養成分の表を見ていただくと、まずわかるのが、圧倒的にカロリーと脂質が低いのがわかると思います。
そしてエネルギーと脂質、タンパク質は、低カロリー、高タンパクの代表的な食材である鶏ムネ肉に近い数字になっています。
その上貧血予防に効く鉄分が豊富な食材として有名です。レバーやあさりよりも、多いので女性には積極的に馬肉を食べることをおススメします。
その他にも馬肉はグリコーゲンを非常に多く含む食材です。グリコーゲンとはブドウ糖が繋がって構成された多糖類の一種で、運動時のエネルギー源として活用されます。
グリコーゲンは血糖値を一定に保つ働きをもっているのが特徴です。疲労が回復したり、集中力がアップしたりする効果も期待されます。
赤身肉にはL‐カルニチンも多く含まれています。 最近のダイエットサプリメントに、殆どといってよいほど「L-カルニチン」が含有されています。
脂肪燃焼にカルニチンは必須の物質で、効果としては脂肪燃焼の代謝促進・運動後の疲労回復が期待されています。
食事の量を減らしても、筋トレや運動をやってもなかなか体重が減らない方は、もしかしたカルニチンが不足しているかもしれません。
赤身の肉に多く含まれていますが、馬肉が他の食肉と比べて一番多く含まれています。
「最後に」
今回は馬肉について簡単に解説しました。タンパク質はダイエットにおいても筋トレで筋力を上げるのもとても重要な栄養素です。
その中でも馬肉はタンパク質と栄養もしっかりとれて脂質も少ないのでダイエットにも最適ですし体つくりにもいい食材ですので、積極的にとっていきましょう。
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記事の担当者：高橋哲仁
