私自身40代を超えてからは、心や身体の変化に戸惑うことがあります。
20代30代では平気だったことが40代になって急に衰えを感じたりすることが多くなってきました。
女性は40代に入ると、閉経に向けて月経が不順になったり、身体の変化を感じるようになります。
自分の身体の変化を知っておくことが大事です。
■40代は身体の変化を感じる
個人差がありますが、一般的に日本人女性は50歳前後に閉経を迎えます。
閉経前5年間と閉経後5年間を合わせた10年間を更年期といい、身体に様々な不調が現れたりします。
女性の場合、身体の変化は女性ホルモンと密接に関係しています。
閉経が近づくと、女性ホルモンであるエストロゲンが減っていくことで、ほてりやのぼせ・発汗・めまいといっていわゆる更年期症状が出てくるようになります。
このような症状が生活に支障をきたすようになると更年期障害といって、治療が必要になります。
また、エストロゲンが減っていくことで、動脈硬化・脂質異常症・骨粗鬆症などのリスクも上がっていきます。
そして、女性ホルモンの変動以外にも、歳を重ねることで、体重が増えやすくなったり、血圧が高くなったり、生活習慣病のリスクが高まります。
20代30代と同じように生活していたら、いつの間にか太っているということはありませんか？
40代になったら、今までの生活習慣を見直して、早めに対策を心掛けることが大事になってきます。
■気になったら女性ホルモンを調べてみる
私のお客様は40代以上の女性が多いのですが、皆さんそれぞれ身体の変化や症状が異なります。
いつ生理が来るのか分かりづらくなったり、発汗やほてりが出てくるようになったり、特に何も感じなかったリ、人それぞれです。
血中の女性ホルモン濃度や卵胞刺激ホルモン濃度を測ると、閉経が近いかある程度分かるそうですので、気になったら婦人科へ行って測ってもらうことをお勧めします。
私自身はいわゆる更年期症状ではなかったのですが、40代を超えた途端、気分が落ち込みやすくなったりしたので心配になり、検査をしてもらいました。
これから更年期に向けての女性ホルモンとの付き合い方を考える機会になったので、非常に良かったです。
■20代との体型の違い
ホルモンバランス以外の40代の変化と言えば、やはり体型ではないでしょうか。
歳を重ねるごとに、基礎代謝量が減っていくため、脂肪がつきやすい身体になっていきます。
女性の場合は、20代は下半身の脂肪率が高めなのですが、30代～40代は腕やお腹など上半身の脂肪率が上がってきて、50代以上は全身に脂肪がついて全体の形が丸くなるという傾向にあります。
これには筋肉量を維持するような努力が必要になってきます。
何もやらないと、筋肉は減っていく一方で、怪我や病気のリスクも高くなっていきます。
そうならないためにも、早めにタンパク質を意識した食事と筋力トレーニングをして、対策を取ることが大切です。
■『40代、女性ホルモンと上手に付き合っていく』のまとめ
女性はホルモンバランスによって心や身体に影響を受けやすいです。
閉経前後に関係なく、定期的なチェックをしてもらうことは、とても大切なことです。
また、ホルモンバランスを整えるには、食事のコントロールや継続的な運動がお勧めです。
一人では続けられない、やりかたが分からないという方もパーソナルトレーニングなら大丈夫。
正しい方法で食事管理とトレーニングをすることで、一生太らない体を手に入れるのも夢ではありません。
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記事の担当者：清水優美恵
