熱中症の症状と予防方法を知って夏を乗り切ろう!~練馬・江古田・小竹向原のパーソナル ジム~

【熱中症の症状と予防方法を知って夏を乗り切ろう!】皆さんは熱中症になったことはありますか?熱中症はかなり危険なものなので、その症状や予防方法を知っておきましょう。今回の記事は、『夏を乗り切れ!熱中症の症状と予防について』です。『TRAINER'S GYM 江古田店』所属パーソナルトレーナー松田郁哉がお伝えします。

夏を乗り切れ!熱中症の症状と予防について

皆さんは熱中症にかかったことはありますか?

実際に毎年熱中症で多くの人が病院に搬送されています。
症状は様々ですが、2019年には71,317人が搬送されています。

私も学生時代の部活動をしていて症状は軽いながらも熱中症にかかってしまった過去があります。
今考えるともっと予防しておくべきだと思います。
特に運動を良くする人たちは特に気をつける必要があります。

今回の記事ではその熱中症にかかってしまった時に体にどのようなことが起きていてどのような症状が見られ、回復するためにはどのようなことをすれば良いのか。
また、熱中症の予防のためにはどのようなことをすべきなのか。
どのような状態だと熱中症にかかりやすくなってしまうのかなどを共有していきたいと思います!

夏の運動中などに体調が悪くなってしまったことがあったり、熱中症を予防したい方の参考になればと思います!

しっかりと熱中症を予防して夏を乗り越えましょう!

是非最後までご覧ください!

1. まずは熱中症に詳しくなりましょう!

まずは熱中症の症状についてまとめていきたいと思います!

熱中症は体温の上昇などにより、体内の水分や塩分のバランスが崩れてしまい、体温調整機能などに不具合が生じてしまいます。
これによって体温の急上昇やめまい、痙攣、頭痛などの症状が起きます。

一口に熱中症といっても症状の危険度によってランク分けがされています。
ランクごとの症状もまとめていきます。

Ⅰ度:現場での応急処置で対応できる軽症
・立ちくらみ
・筋肉痛
・筋肉の硬直
・大量の発汗

○ Ⅱ度:病院への搬送を必要とする中等症
・頭痛
・気分の不快
・吐き気、嘔吐
・倦怠感
・虚脱感

○ Ⅲ度:入院して集中治療の必要性のある重症
・意識障害
・痙攣
・手足の運動障害
・高体温(体に触ると熱い)

2. 熱中症にかかりやすい環境は?

熱中症といえば運動をしている時や長時間暑い空間にいた時などのイメージかと思われますが、それ以外の環境でも熱中症にかかりやすくなる環境があるので、それをすることで予防方法も見えてくるので、それを共有していきます!

これを知ることで知らず知らずのうちに熱中症にかかるリスクを回避することがでたり、予防ができるようになります。

具体的には以下のような環境には注意が必要です。

・気温、湿度ともに高い
・風が弱い、日差しが強い
・照り返しが強い
・急激な気温が高くなる

皆さんは屋外ではなく、室内でも湿度が高いと熱中症にかかりやすいのはご存知でしょうか?
家の中で何もせずにゆっくりしていても、室内の温度や湿度が高いと、熱中症にかかりやすくなっています。

救急要請時の発生場所では、住宅などの居住施設が全体の37%を占めており、1番高い数値が出ています。
次に多いのが道路などの交通施設で、25%を占めています。
何年か前の夏には室内で熱中症にかかってしまう、室内型熱中症が良くニュースで取り上げられていましたね。
このように外で運動をしている時以外での熱中症のリスクはとても高いので注意しましょう。

ここまで熱中症の症状や、どのような環境だとかかりやすいかをまとめてきましたが、次は今回の記事のメインの内容である、熱中症の予防について共有していきます!

3. 熱中症の効率的な予防対策は?!

熱中症の予防対策として、大きく分けて、4種類ほどあります。
それらを以下にまとめたので、参考にしてみてください。

①暑さを避ける
先ほども書いたように室内でも十分に熱中症のリスクはあるので、エアコンを上手く使うことは予防のなかでも特に重要になってきます。
設定温度も迷う部分ではありますが、一つの目安としては、室内温度が28℃を超えないように調整しましょう。
また、エアコンを効率的に利用するためのポイントとしては、扇風機で空気を循環させる。カーテンなどで直射日光が室内に入らないようにする。冷気を外に逃さないようにする。といったポイントがあります。
しかしむやみやたらに温度を下げれば良いということではありません。
涼しすぎる部屋からいきなり暑い外に出ると、気温差が大きすぎることに体がついてくることができず、体調を崩してしまう可能性もあります。
体に負担をかけすぎないようにも、24℃以下にはならないように注意しておきましょう。

②服装を工夫
ベストは、外部からの熱の吸収を抑えて内部の熱を外に逃しやすい服装です!
具体的な素材やデザインを紹介していきます。
素材は吸収性や通気性が高い綿などがオススメです!
デザインは熱が内部にこもりすぎないように、襟口や袖口がゆったりしたものがオススメです!
できるだけ涼しくするというと、薄着の方が良さそうなイメージかと思いますが、インナーを着た方が空気の層が2つできるので、外部からの熱を遮ってくれます。
こうすることで体感温度を下げ、予防に繋がります!

③適度な水分補給
熱中症の原因として大量の汗を書くことがあげられます。
汗をかくこと自体は水分の蒸発で熱を逃して体温を調整するために必要なことなのでが、汗をかくと、体内の水分ミネラルを失ってしまいます。
これによってさまざまな体調不良が起きてしまいます。
予防のために水分補給はもちろん必要不可欠ですが、水のみだとミネラルが不足してしまうので、ミネラルも同時にとることが必要です。
この水分補給のタイミングについてですが、脱水症状のサインとして以下のようなものがあげられます。
・喉の渇き
・汗と尿の量が減る
・尿の色が濃ゆくなる

しかし、脱水状態が軽い場合には喉の渇きを感じにくいこともあります。
特に高齢者は脱水症状が進行していてもより喉の渇きを感じにくいこともあるため、飲みたくなくても、外出運動入浴睡眠前後に水分補給をしてみるようにしましょう!

④暑さに耐えれる体づくり
熱中症は体が暑さになれていないとさらにかかりやすくなります。
体が暑さに慣れることを「暑熱順応」といいます。
習慣的に運動をしており、汗をかく習慣がある人は暑熱順応していることになり、熱中症に対して耐性があるということです。
なので、普段からウォーキングなどでも良いので、暑さに耐えることができる体づくりをしていきましょう。
体づくりをしておくと、かかってしまった場合も症状が軽くなる可能性もあります。
また、以下のような体調不良、症状があると、熱中症にかかりやすくなるので、十分な栄養、十分な休養をとり、健康管理に注意しましょう。
・寝不足
・二日酔い
・風邪気味
・食事をとっていない

4. 熱中症にかかってしまった時に対応は?

1番最初の項でまとめたような症状が見られ、熱中症が疑われる場合には応急処置をするパターンと早急に救急車を呼ぶ必要があるパターンに分けられます。
症状ごとの分類は一番始めの項でご案内してますが、ここではそれを更に詳しく紹介し、その後の対応までご案内していきたいと思います!

もし、近くの人や一緒に運動している人が熱中症の疑いがある時にはすぐに対応ができるようになるので、是非知っておきましょう!

①症状の確認
まず熱中症の疑いがある場合には、まずは症状の確認をします。
応急処置も必要ですが、意識がない、意識がはっきりしていない場合には、早急に救急車を呼ぶ必要です。

②現場での応急処置
救急車を呼んでない、呼んでいるに関わらず、即座に現場で応急処置をする必要があります。

○涼しい場所へ移動
まずは日陰で風通しの良い場所に移動させましょう。
できればクーラーのついている部屋がベストです。

○身体を冷やす
・服を脱がす、ネクタイやベルト、下着などを緩めて熱を放出させる
・皮膚に水をかけて、うちわなどで扇ぐ
・氷のうがあれば、脇下や首、太ももの付け根あたりなど太い血管に当てる

③水分補給
意識があり、反応がある人には自力で水分を摂らせましょう。
意識がはっきりしていない場合には、誤って気道に入ってしまう恐れがあるので、無理やり飲ませることはしないようにしましょう。
また、失われた電解質を補給するために、スポーツドリンクや経口補水液を飲むようにしましょう。

5. まとめ

ここまで熱中症の症状やかかりやすい環境、予防方法、対処方法についてまとめてきました!

熱中症は最悪の場合には命を落とす危険性もある本当に注意が必要なものです。

しかし、毎年気温は上がり、熱中症患者も多くなってきています。

熱中症を防ぐために、普段から暑さを避ける、服装を工夫する、適度な水分補給、健康なからだ作りが特に必要です。

しかし、それでも熱中症にかかってしまった場合には症状を判断し、適切な対応ができるようにしておきましょう。

熱中症の症状や予防法、対応について知りたかった方々の参考になれば幸いです!

最後までご覧頂き本当にありがとうございました!

次回以降の記事も是非ご覧ください!

パーソナルトレーナー 松田

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記事の担当者:松田郁哉

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