軽装になる季節が近づいてくると、ダイエットやボディメイクしたくなりませんか？
私もコートを脱ぐ季節が近づくと、体絞ろうかなぁとだんだん思い始めます（笑）。
とはいえ、なかなか行動にうつせるものではないですよね。
痩せたい、変わりたいと思っていても、なかなか一歩踏み出せない人多いのではないでしょうか。
これは意志が弱いわけではなく、無意識のうちに自分が変わることを妨げているのです。。。
ホメオスタシス
まず自分を変えていくには順番があり、『考え方 → 行動 → 習慣』で結果につながっていきます。
また、人の1日はすべて習慣で構成されていて、その習慣90%以上が無意識に行われているとされています。
日々の習慣を変えるのは大変だし、面倒臭いなぁと思いますよね。
それ、ホメオスタシスが働いている、からなのです。
このように人間は常に自分の身体を一定の状態に保とうとする機能を持っており、これを「ホメオスタシス（恒常性）」といい、心理的なことにも作用します。
コンフォートゾーン
その人が慣れ親しんでいてストレスや不安を感じずに過ごせる、心理的な安全領域のことを「コンフォートゾーン」といいます。
ホメオスタシスは体だけでなく、脳の働き、情報空間にも作用しますので、人は無意識のうちにこの安全領域を維持しようとします。
たとえ良い方向へのズレであったとしても、そこから自分がはみ出すこと、はみ出すような行動をとることに対し抵抗感を覚えてしまうのです。
しかーし！それだと一向に変われないので、コンフォートゾーンを出る必要があります！
変わりたいけど面倒臭い～ と思うということは、自分のコンフォートゾーンの境界線を越えようとしているということなので、今が抜け出すチャンスです！
ラーニングゾーンとパニックゾーン
ちなみにコンフォートゾーンの外側がラーニングゾーン（ストレッチゾーンともいう）、ラーニングゾーンの外側をパニックゾーンといいます。
ラーニングゾーンはコンフォートゾーンから1歩踏み出した状態で、最も成長意欲を高められる領域、最も自己成長を実感できる場所だといわれています。
パニックゾーンはラーニングゾーンを抜け出した外側にある領域で、自分の能力の限界を超えている状態となり過度なストレスや不安など精神的な負荷が大きく、パニックに陥ってしまいます。
まずはコンフォートゾーンを抜け出すことから
気軽なチャレンジから少しの変化に慣れることを繰り返していくと、無理なく抜け出せます。
できることから少しずつ、小さな挑戦と修正を繰り返して成功体験を積み重ねていきましょう。
また、それらが習慣になっていくと、コンフォートゾーンの境界線を徐々に広げていくこともできます。
まずは抜け出しましょ！
ただ注意しないといけないのは、大きな一歩を踏み出して、パニックゾーンに踏み入れないようにすることです。
大きな変化はどうにも居心地が悪くて、元に戻ろうと気づくとまたコンフォートゾーンの中に戻ってしまいます。
大事なのは完璧にやるより、少しずつでも続けていくこと。
まずは小さな変化を積みかねていき、目標に向かって小さな一歩を踏み出してみましょう！
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記事の担当者：青木 陽子
