ビールの糖質やプリン体は本当に悪者なのか?
ビールに含まれる糖質やプリン体が必ずしも身体に悪い影響を及ぼすわけではありません。
尿酸値が高くなるというのもビールだけが原因とは限りません。確かにプリン体は入っていますがこれは食事からも摂取しています
例えば身近なところではイカ、えび、タコなどの魚介類、肉類にもプリン体が含まれています。
この尿酸値が高くなるのも現在では遺伝的要因が強いと言われtています。
また激しい運動を日常から取り入れている方などは水分が不足している状態で運動を繰り返していると尿酸値は高くなる傾向にあります。
ビール350mlに含まれているプリン体は約20mg。
牛肉や豚肉には一食分で100mgほど含まれるプリン体と比べるとビールのプリン体の量はそれほど多くないと考えられます。
焼酎やウイスキーなど、プリン体を含まないアルコールでも体で分解する際には尿酸値は上がります
ビールも「アルコール」という視点で見れば、取りすぎは身体に良くないことは間違いありません。
あくまでアルコールとして見るならという観点です。
ビールに限りませんが、なんと適量の飲酒は、飲まない人より長生きするとさまざまな論文で発表されているのです。
これは血流が良くなる効果がアルコールにはあり大腸ガンや動脈硬化・心筋梗塞などのリスクを下げてくれる効果があるからと考えられていま
健康成分「ホップ」
ビールの原料である「ホップ」の成分が体に良いのです。
ビールには他のアルコールにはない良い点があります。
ビールのホップは抗酸化作用を持っています。
抗酸化作用とは老化の原因になったり身体にサビを生成したり病気の原因になることもある活性酸素を抑えてくれる効果があります
ホップには抗酸化作用の強いポリフェノールが含まれているだけでなく、その質自体も良いという点があり吸収が良いのです
この抗酸化作用があることからビールが他のお酒よりも身体に良いという点で言われていることでしょう。
他にも抗酸化作用のあるポリフェノールを含むお酒としてワインなどがあります。ワインのポリフェノールよりビールのポリフェノールの方が吸収が良いとされています。
最強のおつまみ『枝豆』
続いておつまみの話に移行していきましょう。
ビールに限りませんがアルコールの最強のオツマミは「枝豆」です。
枝豆には、高タンパクかつビタミンB、ビタミンC、葉酸、カルシウム、鉄分、亜鉛、カリウムなどのミネラル類、食物繊維など健康には欠かせないものがすべて含まれます
また、抗酸化作用のあるβカロテンの含有量も多いのです。これはブロッコリーの記事でも紹介させていただきました。
抗酸化作用がとても強い栄養素となります。
枝豆に含まれるビタミンBとCでアルコールの分解を促し、カリウムは水分や塩分のバランスを整えて体の浮腫防止などに一役買ってくれます。
最後に
いかがでしたか?
こういった面白い報告もあるそうです。
長生きのためのビール適量は1日あたり大ジョッキ1杯(633ml)です。ビール大国であるアメリカの保健科学協議会が、各国の医療関係者が発表した研究報告をまとめて分析したところ、1日にビール350mlを2〜3缶程度の飲酒をする人がもっとも心臓血管疾患のリスクが低いと出たそうです。
いい効果ばかりではない!!!
いくらビールに健康効果があるといっても、度を超えた飲み方では、体に害を与えます。
体内に吸収されたアルコールは、個人差はあるもののだいたい体重1kg当たり0.15g/時間の速度で消えていくといわれています。これで計算すると、体重60kgの人なら、1時間に9g。350mlの缶ビール1本を約90分かけて飲めば、酔わないということです。
でも、このペースで飲んでもビールが美味しいわけではありません。これはあくまでも計算上のことであって、その日の体調や個人差があります
ビールが飲み多すぎてビールについて研究した記事となりました。
ダイエット中という観点でいうならもちろんダメです、、、
記
高円寺パーソナルジム
TRAINER’S GYM高円寺店
トレーナー 古林修
記事の担当者:古林修