「人工甘味料とは」
人工甘味料は自然には存在しておらず人の手で化学的に合成して作られているものです。
人工甘味料は砂糖の何百倍も甘く、少しの量でも甘みを感じられるというメリットがあります。
またなぜゼロカロリーなのかというと砂糖や糖質などには1g4カロリーのエネルギーがありますが
人工甘味料などの中には体内に吸収されずほとんどエネルギーにならないからゼロカロリーと言われています。
またなぜ人工甘味料が作られたかというと糖質には1g4カロリーというエネルギーがあり
過剰摂取すると脂肪になりやすく肥満や生活習慣病を引き起こしやすくなるため人工甘味料を使う事で余分なカロリーを
抑えられると考えたからなのです。人工甘味料の種類も様々です。
「人工甘味料の種類」
代表的な人工甘味料は
*アスパルテーム:ダイエット系のジュースやお菓子などによく使われています。
アスパルテームはアミノ酸でアスパラギン酸とフェニルアラニン分子と結合させることで、物凄く甘くなるアスパルテームになります。
甘さは砂糖の160~220倍。
*アセスファムk:砂糖の200倍の甘さがあり水にも溶けやすく加熱にも強い。アイスクリーム、ガムなどにも使われる。
*スクラロース:砂糖の600倍の甘さ。世界約80ヵ国で使われている。お菓子やデザートによく使われている。
スクラロースは一日経つとほぼ100%排出されるのでゼロカロリーと言われています。
*ネオテーム:砂糖の10000倍の甘さと言われています。ネオテームは熱に強く水に溶けにくいですがアルコールにはよく溶けます。
ほんの少しの量でも甘みを出せるのでヨーグルトやキャンディー、ガムなどによく使われている。
*サッカリン:砂糖の700倍の甘さで人工甘味料の中では一番古くから使われている。
一番身近なものでガムや調味料、歯磨き粉などに使われる。
「人工甘味料はダイエットにいい?」
アスパルテームは砂糖と同じカロリーがあっても砂糖の220倍もの甘さがあるので
使用する量を劇的に抑えることができその為カロリーを抑えることができるのです。
その他の人工甘味料は摂取しても体の中で消化吸収されないため口にする事で
一時的な甘さへの欲求が満たされ糖質への執着が薄れてますし、人工甘味料は砂糖を減らす1つの手段でもあり
血糖値も大きく影響しないと言われているので食べ過ぎなければダイエットの時の甘みが欲しい時のアイテムとして
使用してもそこまでの影響はないと考えます。
しかし何でも取り過ぎ食べ過ぎは良くないです人工甘味料は糖質より後に引く甘さがあり
人工甘味料に慣れてしまうと砂糖の普通の甘さに満足できずもっと甘さが欲しくなり余計に糖質をとってしまったり
腸内環境も悪くなり腸に水分が増えお腹を壊したりすることもあります。
腸内環境の乱れで糖の処理能力も低下をしてしまう研究結果もあり体が糖の処理能力が低下する事で逆に太りやすくなってしまうこともあります。
「最後に」
人工甘味料は体に悪いとは言い切れませんが、糖質制限ダイエット中でどうしても甘みを感じたいときは口にしてもいいと思います。
しかし甘みを感じるとインスリンが分泌します。インスリンが出ると血糖値が下がり空腹感になってしまいます。
カロリーはないですが人工甘味料を食べるとお腹がすくこともあるので余計に食べてしまうと意味がなくなってしまいます。
エネルギーにならないものを頻繫に摂取する事でその欲求が強くなり無意識のうちに
糖質をたくさん取ってしまうなんて事も起きますので、ダイエット中は人工甘味料もほどほどにしていきたいところす。
今回は人工甘味料について「TRAINER’SGYMトレーナーズジム」高円寺店高橋が簡単に解説しました。
記事の担当者:高橋哲仁