みなさん、毎日朝食はしっかり食べてますか？
「朝は時間ない」「朝から食欲ないよ」と、朝食を抜いてしまう方も多いのではないでしょうか。
朝は学校や会社に行く支度で忙しかったり、、、前の晩に食べ過ぎて朝起きてもお腹すいてなかったり。
ところが朝食を抜くことによって体に様々な影響を与える可能性があるのです。。。
そんな朝食を抜くデメリットをお話していきます。
朝食を抜くデメリット
１．体内時計がリセットされない
一番のデメリットは、１日の生活リズムを担う体内時計が狂ってしまうことです。
体内時計は血圧やホルモンなどを調節しているため、このリズムが乱れると精神状態に悪影響をおよぼすことも。
また、肥満、脳や免疫の老化、睡眠障害、メタボリックシンドロームなど、さまざまな不調の原因に。
２．１日の代謝が下がる
朝は、睡眠中に下がっていた代謝のスイッチを入れるタイミングです。
そこで朝食を抜くことによって、その日１日の、じっとしていてもエネルギーを消費する〝基礎代謝〟が下がってしまうのは実にもったいない！
３．血糖値の急変動が起きやすくなる
朝食には１日を通しての血糖値の変動をゆるやかにする役割があります。
食事間隔が長く空くほど次に食べた栄養をより体に取り込もうとする性質があるので、午前中は血糖値がとても低くなり、昼食後には血糖値が急激に上がってしまいます。
このように血糖値の変動が大きいということはつまり、「脂肪をためやすく、太りやすい」環境ということ。
朝食をとらない分、お昼にたくさん食べ過ぎてしまう可能性もありますので、それもあわせて気をつけたいところですね。
４．筋肉量の減少
栄養が枯渇している時、空腹の時は血糖値が下がっていて低血糖になっています。
体の中の糖質が少なくなりエネルギー不足になると、筋肉のもとであるタンパク質が分解されエネルギーが作られるという糖新生が起こってしまうのです。
５．睡眠への影響
ある調査によれば「朝食をあまり食べない」という人の30％以上が睡眠の質が「非常に悪い」あるいは「悪い」と答えています。
朝食を抜くという習慣は自律神経にストレスが加わり、脳の疲れが増大。
すると夜に優位になる副交感神経がはたらかず、寝つきが悪くなったり、 夜中に何度も目が覚めたりといった不眠症状が出てくるという影響も。。。
そのほか集中力や記憶力の低下、自律神経が乱れやすくなる、イライラするなどのメンタルの不調などもあります。
これは朝食を抜くことで脳のエネルギー源であるブドウ糖が不足してしまうためです。
朝食は食べましょう
これらのデメリットから、健康やダイエット、また筋肉をつけたい・増やしたい方にも様々な影響があるのがわかりますね！
結論として、朝食は健康的なライフスタイルに欠かせないものです。
そして必ず摂りたいのは、血糖値を上げる炭水化物と体温や代謝をアップさせるタンパク質。
余裕があったら野菜や果物、海藻などのビタミン・ミネラルも一緒に摂れると、さらに栄養バランスもバッチリです。
●１日に必要なエネルギーを補い体温を上げる
●体内時計をリセットして代謝を上げ、カロリーを消費しやすい体質になり生活習慣病の予防にも
是非、朝はしっかり食べて元気な１日を過ごしましょう！
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
少しでも参考になれましたら幸いです。
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記事の担当者：青木 陽子
