(ダイエット専門駒沢大学パーソナルトレーニング　ジム) トレーニーに人気のサプリHMBとは？BCAAとの違いとは？

こんにちは。パーソナルトレーナーの八木美里です。
今日はトレーニーに人気のサプリ“HMB”についてです。
先日、お友達に「HMB 飲んでれば筋肉つくでしょ？」なんて言われたので、正しい知識を簡単にお伝えできればと思います。
今日も最後までお付き合いください。

1. HMBとは
2. HMBの効果と飲むタイミングは？
3. BCAA と HMB の違いは？
4. まとめ

HMBとは、β-ヒドロキシ-β-メチル酪酸(ベータ・ヒドロキシ・ベータ・メチル酪酸) という、アミノ酸であるロイシンの代謝産物で、
正式名の頭文字をとりHMBと言われています。

必須アミノ酸のロイシンが筋肉や肝臓で代謝されることによって生み出される成分で、ロイシンのおよそ5%が酸化されてHMBになります。
人間の体内における1日当たりの生成量はごくわずかなので、理想量を補うためには、サプリメントで摂取するのが◎です。

＜HMBの効果＞
HMBの主な効果は筋肉の分解を抑制することです。
また、たんぱく質の同化促進効果があり、筋肥大などの筋肉増加の促進や傷ついた細胞の修復を促す回復促進効果などもあります。

しかし、飲むだけで筋肉ムキムキになるわけではなく、トレーニング、栄養・休息が不可欠でそれらを正しく摂ることで
HMBの効果が発揮されます。

＜HMBの飲むタイミング＞
HMBは一般的に、1日当たり3gの摂取が適量とされています。
ただ、一気に摂取すると体内で吸収しきれずに、尿から排出されるので、一日数回に分けて飲むと良いとされています。

飲む時間帯は服用してから吸収されるピーク時を逆算した、
★トレーニングの１～２時間前
また、睡眠中にダメージを受けた筋肉を修復するので
★就寝前

に分けて飲むのがおすすめです＾＾

HMBは、1⃣でお話ししたように必須アミノ酸であるロイシンが体内で代謝・分解されて作られる物質で、
BCAAはロイシンを含む3種類の必須アミノ酸の総称です。どちらも、筋肉の合成促進や分解抑制の効果があります。
HMBの一日の摂取量が約3gですが、その量を生み出すには60gものロイシンが必要になので、HMBの効果を期待してBCAAを摂るのは
現実的でない為、HMBのサプリメントを摂取するのが効率的なのです。

★BCAAは、３つの分岐鎖必須アミノ酸がバランス良く含まれているので、持久力を必要とする長時間のトレーニング向きです。

★HMBは、筋肉の分解を防ぐ効果がBCAAよりも高いということが研究によって判明しているので、高負荷をかけて、
かつ短時間で行われるような筋トレにはBCAAよりもHMBがおすすめです。

今日はトレーニーに人気のサプリ、HMBについてお伝えしました。
いかがでしたでしょうか。BCAAよりも筋肉の分解抑制が強いと言われていますが、飲むだけでムキムキになるのではなく、
トレーニングや栄養・休息をしっかりとってこそ優れた効果を発揮しますので、そこはおさえておきましょう＾＾
また、摂取のタイミング、トレーニングの１～２時間前や就寝前に飲むことでより効果が発揮されるので合わせてそこも覚えておきましょう!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました＾＾
次回もよろしくお願いいたします。

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記事の担当者：八木　美里