食事制限、運動を行なっているのになかなか痩せないというお声を多くお聞きします。
原因は睡眠にある可能性があります。
なぜ睡眠？と思うかもしれません。
実は質の良い睡眠を行いホルモンを分泌させることがダイエットを成功させる近道なのです。
それは何故かさっそく見ていきましょう。
■睡眠とダイエットの関係性について。
ダイエットと睡眠あまり結びつきがないように感じるかもしれませんが、実は大きな関係があります。
睡眠中はダイエットや美容に大きく影響するホルモンが分泌される時間になります。
質の良い睡眠を取ることでホルモンの分泌量が増え、代謝の促進や暴飲暴食を抑えるなど、ダイエットには嬉しい効果があります。
質の悪い睡眠を行うと疲れが取れず、代謝を低下する事にも繋がり、ダイエットには悪影響なってしまいます。
■質の良い睡眠を取ることのメリット
質の良い睡眠を取ると分泌されるホルモンの影響で、ダイエットの効果を高めることが出来ます。
1.脂肪燃焼、アンチエイジング効果
睡眠中は「成長ホルモン」というホルモンが多く分泌されます。
成長ホルモンは筋肉や骨などの成長の促す働きの他に、脂肪を分解する作用があります。
また、美容・健康にとっても非常に重要で、ダメージを受けた細胞の修復・再生、肌のターンオーバーの正常化を促し、アンチエイジングにも期待が出来ます。
睡眠不足になると、ホルモンの分泌が減り、新陳代謝の低下や太りやすさだけでなく、肌あれや心身の老化にも影響してきます。
2.過食を防ぐ
食欲を調整するホルモンは、
食欲を高める「グレリン」というホルモンと、
食欲を抑える「レプチン」というホルモンの2種目があります。
質の良い睡眠を取ることでレプチンの分泌が高まり、食欲抑制効果がありますが
睡眠時間が短いと、グレリンの分泌量が増加し、レプチンの分泌量が減少するため、食欲を高めてしまいます。
■ 質の良い睡眠をとるためのポイント
以下の事を気をつけると、より良い睡眠を取ることが出来ます。
1. 就寝3時間前には夕食を済ませる
食事のあとすぐに寝てしまうと、食事の消化活動が優先してしまい体が休まらず睡眠が浅くなってしまいます。
★注意ポイント
夕食はなるべく消化の良いもの取り入れるように注意が必要です。
2. 就寝前に暖かい飲み物を飲む
温かい飲み物は、内臓から体温上昇を促します。体温が下がり始めるときに自然な眠気がおきるので、睡眠前のリズムをつくるのにおすすめです。
★注意ポイント
カフェインは眠気を抑制する強い覚醒効果があるため注意が必要です。
3. ぬるめの温度で入浴
38度ほどのぬるめのお湯に5～30分浸かる事で
体を温め、緊張をほどきリラックス効果が期待できます。
★注意ポイント
高温のお湯は体の負担が高いため注意が必要です。
4. 適度な運動
日中に運動を行うと生活のリズムにメリハリが出て、睡眠につなげることが期待できます。
★注意ポイント
就寝前に運動を行うと脳が活性化してしまい寝付けなくなってしまうため注意が必要です。
■まとめ
いかがだったでしょうか。
睡眠をとることにより『成長ホルモン』『レプチン』二つのホルモンが分泌量が増加し、
グレリンというホルモンの分泌量が減少させることでダイエットの効果を高めることが分かりました。
近年日本人の睡眠時間が減ってきてしまっているのでこちらの記事を読んで、
少しでも多くの皆様が質の良い睡眠をおこないダイエットに役立てて頂ければ幸いです。
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記事の担当者：高梨竜弥
