体脂肪を燃焼させる方法
トレーナーズジム曙橋店
パーソナルトレーナーの川村道歩です。
「今回は脂肪はどうやって燃えるのか??」についてのお話です。
おそらく皆さんの宿敵である脂肪、、、出来る事なら太りたくないですよね、、、
ではそんな宿敵である、脂肪はどうやって燃やす事が出来るのか?また効果的に燃やす方法は?など
詳しくお話をしていきたいと思います!
体脂肪の種類について
まず初めに、体脂肪は二種類存在してる事はご存知でしたでしょうか?
一つは「皮下脂肪」もう一つは「内臓脂肪」です。
この体脂肪の種類によって、脂肪が付く部位や落としやすさが変わってきます。
皮下脂肪・・・皮膚の三層構造の皮下組織に存在しており、下腹部・腰まわり・おしりなどに付いてきます。
そしていったんたまると減りにくい脂肪で、言わば定期預金型のエネルギー源です。
女性ホルモン「エストロゲン」の影響で女性に付きやすいのが特徴です。
内蔵脂肪・・・胃、腸などの臓器のまわりにつく脂肪のことです。体のエネルギーが不足した際に素早くエネルギーに変換される脂肪で、言わば普通預金型のエネルギー源です。
そして「皮下脂肪」に比べて血中に溶け出しやすいという特徴を持ち、 溶け出した脂肪は燃焼させやすいのです。
加齢による基礎代謝の低下や、過剰なカロリー摂取・運動不足などが主な原因で、男性に付きやすいのが特徴です。
それでは、実際にどうやって燃やすのか?
脂肪燃焼のメカニズムとは?
脂肪燃焼と聞くと、すぐに体脂肪が燃えてるイメージがありますが、複雑な工程があり脂肪燃焼しております。
脂肪燃焼のメカニズムは、
1:まずはエネルギーが不足すると、脳から脂肪細胞を分解して!と命令が下されます。
2:そして脂肪を分解、代謝する消化酵素の「リパーゼ」が活性化されます。
3:「リパーゼ」が働きで脂肪細胞が脂肪酸とグリセロールに分解されます。
4:分解された脂肪酸は全身の筋肉に運ばれ、ミトコンドリア内の酸素と結びつきエネルギーに変換されます。
グリセロールは肝臓で分解されます。
この一連の流れの結果「脂肪が燃焼された」というのです。
脂肪燃焼におすすめの運動は?
まず運動には、「有酸素運動」と「無酸素運動」があります。
有酸素運動は酸素を体に取り込みながら、比較的負荷の軽めな動きを長時間続けるもののこと。
ウォーキングやジョギング、水泳などが代表です。
無酸素運動は酸素を体内に取り込まず、負荷の強い動きを短時間続けるもののこと。
筋トレやウエイトリフティング、短距離走などが一例です。
有酸素運動でおすすめなのは、ウォーキング、サイクリング、水泳がおすすめです。
血液中に脂肪が溶けだし効果的に燃焼するまでには20分かかるため、長く続ける事が出来る種目を取り入れてみましょう。
続いて無酸素運動です。
無酸素運動、ここでは筋トレのお話ですが、筋トレ自体は脂肪燃焼にそれほど関わりはありません。
ですが筋トレをする事で筋肉量が増え、基礎代謝が上がっていきます。
基礎代謝が上がるという事は何もしてなくてもエネルギー消費量が上がるという事なので、
エネルギー消費量が上がると脂肪が燃焼しやすく、太りにくい体になっていき体が引き締まっていきます。
効果的に最短で脂肪を燃やすには、筋トレ後に有酸素運動を取り入れるのがいいでしょう。
筋トレを行うと、体内で大量の「成長ホルモン」が分泌されます。
この成長ホルモンは、子どもの体内では背を伸ばすという役割を担いますが、大人の体では筋肉や骨、皮膚を強くするという働きがあります。
もし、有酸素運動の後に筋トレをした場合、有酸素運動ですでにエネルギーを使い果たしてしまっているかもしれず、そうなると、瞬発的に大量のエネルギーを必要とする筋トレで、十分なパフォーマンスを発揮することができません。
筋トレでしっかり負荷をかけることができなければ、筋肉を強化したり、基礎代謝を上げたりすることは難しくなってしまいます。
まとめ
今回は脂肪燃焼に着目してお話をしていきました。
次回は脂肪燃焼に効果的な食事についてのお話をしていきたと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
それではまた次回、お会いしましょう!