中性脂肪やコレステロールの全て(高円寺パーソナルジム解説)

体に関する言葉の中で、「脂肪」という単語がつく言葉はいくつかあります。「皮下脂肪」「内臓脂肪」「体脂肪」も、様々な種類があり全く違うものです。
それでは、これらと「中性脂肪」はどう違うのでしょう。

中性脂肪やコレステロールの全て

脂肪の種類

発見

・「体脂肪」=体に蓄えられる脂肪の総称。中性脂肪がもとになっている。体脂肪は脂肪がつく場所により、「皮下脂肪」と「内臓脂肪」に分けられる。

・「皮下脂肪」=皮膚の下にある皮下組織という部分につく脂肪。外界との温度差から体を守ったり、ぶつかった時の衝撃を吸収したりする。男性よりも女性につきやすい。

・「内臓脂肪」=内臓の周りにつく脂肪。溜まりやすく、落ちやすい。男性や閉経後の女性につきやすい。
つまり「体脂肪」には「皮下脂肪」と「内臓脂肪」の二つがあり、それらは、「中性脂肪」が変化したものであるということ。

わかりやすく銀行で例えてみましょう。

・「中性脂肪」=お財布の中のお金。つまり、血液中の脂肪のこと。出し入れしやすいお財布の中のお金のように、エネルギーとしてすぐに使える。

・「内臓脂肪」=普通預金。中性脂肪が増え過ぎると、内臓脂肪として蓄積されることもある。普通預金は貯まりやすいがすぐに引き落としも可能。つまり、内臓脂肪は落としやすい。

・「皮下脂肪」=定期預金。過度な中性脂肪が皮下組織に溜まると皮下脂肪になる。なかなか貯まらないが、一旦たまると減らしにくい。

中性脂肪の役割

トレーニング

このように、中性脂肪は増え過ぎると内臓脂肪や皮下脂肪となり、肥満をはじめ、さまざまな不調をもたらします。
とはいえ、中性脂肪は「体内のエネルギーが不足した時、代役となる」という大事な役割も担っています。


体を動かすエネルギー源は、基本的に糖質です。

パンやご飯、麺類などをはじめ、炭水化物に多く含まれる糖質は、人間が日常生活を送る上で欠かせないエネルギー源です。


この糖質(糖分)は通常、血液の中に含まれており、エネルギーが必要な筋肉へ適宜、運ばれています。
しかし、偏った食生活や無理なダイエットによって、この糖質の量が減ると中性脂肪が使われるのです。

中性脂肪が多すぎると、、、

生活習慣病

中性脂肪は人間の体にとってなくてはならない存在です。


しかし、これが適量であるうちはまだ良いのですが、体内で増え過ぎると、体にさまざまなトラブルを引き起こします。
その筆頭が肥満症です。


誰もが知っている通り、肥満は“万病の元”といっても過言ではありません。
生活習慣病である動脈硬化症、脂質異常症、高血圧症など、多くの病気が肥満を原因として起こります。


また、中性脂肪が体内で増え過ぎると、血液がドロドロになるという問題もあります。


これは最近、特に注目されているテーマで、中性脂肪が増えると脂質の代謝異常が起こり、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が増加します。


その結果、不要なコレステロールを肝臓に運搬する善玉コレステロール(HDLコレステロール)が減少して血液中に脂質が増え、“ドロドロ血”になってしまうのです。


血液がドロドロすると、血管を詰まらせたり、傷つけたりして動脈硬化を進行させるリスクがあります。
さらに、余分な脂質が血管壁に入り込んで血管をふさぎ、心臓病や脳卒中を引き起こす危険もあります。

コレステロールとは?

運動

コレステロールや中性脂肪は、悪者にされがちです。

しかし、コレステロールは髪や皮膚を滑らかにし、細胞を包む細胞膜・ホルモン・脂肪の消化吸収を助ける胆汁酸の原料となっているのです。
コレステロールが足りないと、肌や髪はパサパサになったり、細菌に感染しやすくなるばかりではなく、血管の細胞が弱くなって脳内出血などが起こりやすくなります。また、善玉コレステロールには、余ったコレステロールを肝臓に戻す役割もあります。

中性脂肪は、運動するときのエネルギー源として必要です。運動するときには、まず糖質が使われますが、不足すると中性脂肪が使われます。また、体温を一定に保つのも中性脂肪の大きな役割です。どちらも、増え過ぎると困りますが、なくてはならない重要な役割を担っています。

食事から摂取したコレステロールは全身をめぐり、肝臓などに取り込まれます。

食事から摂取した脂肪やコレステロールは、血液に溶けません。
タンパク質やリン脂質が小腸に取り込まれて「リポタンパク」に変化することで、血流に乗って全身への運搬が可能になります。リポタンパクは、カイロミクロン・HDL・LDL・VLDLに大別され、それぞれ中性脂肪・コレステロール・タンパクなどの構成が異なります。

中性脂肪が多い「カイロミクロン」、コレステロールの少ない「HDL」は小腸で合成され、全身をめぐります。
中性脂肪とコレステロールを含む「VLDL」は肝臓で合成され、エネルギーが必要な筋肉や脂肪組織に中性脂肪を渡すと、LDLに変化します。「LDL」は全身をめぐりながら、各組織にコレステロールを届けます。

「コレステロールは悪いもの」と認識されがちですが、人間の体になくてはならない役割を担っています。肌や髪をなめらかにしたり、各組織の細胞膜やステロイドホルモンの消化吸収を助けます。

肝臓に運ばれたコレステロールの一部は、胆汁酸となって小腸に排泄され、脂肪の消化・吸収を促進します。そしてほとんどの胆汁酸は肝臓に戻って再利用され、一部は便として排泄されていきます。

予防や改善策

運動

食事面
1. 腹8分目。
2. バランスよく栄養摂取。
3. 甘いものを控える。
4. 魚介類と植物性蛋白を増やす。
5. アルコールを減らす(ビール大瓶1本・日本酒1合・ワイングラス2杯程度)。
6. 喫煙をやめる。
7. 食物繊維や抗酸化物質をとる。

運動面
1. 有酸素運動(ウォーキング、水泳、ラジオ体操など)。
2. 脈がやや速くなる程度。
3. 少なくとも10分以上。1日30分以上目標。
4. 日常生活の中で身体を動かす。
5. 治療中の方は、どの程度行ってよいか主治医の先生と相談する。

まとめ

健康

いかがでしたか?
中性脂肪は、体に必要なエネルギー源です。


しかし、これが過剰に溜まると、肥満症や動脈硬化など、さまざまな不具合を引き起こします。
そもそも、中性脂肪が増えた原因は誤った食生活であることがほとんどなので、検診などで「中性脂肪が高い」と指摘された場合は、食事内容を見直すことが大切です。

肥満症になった場合、脂質代謝を上げて、余分な脂肪を分解・燃焼して減らす漢方薬なども取り入れてみると良いでしょう。
ただし、体の状態は一朝一夕で変わるものではありません。


特に、脂肪は長い年月をかけて蓄積されている場合が多いので、それを解消するにも時間が必要です。
じっくりと腰を据えて、適度な運動や生活習慣の改善に取り組んでみましょう。

今回の記事はパーソナルトレーニングジムTRAINER’S GYM高円寺店 古林が記載しました。

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記事の担当者:古林修

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